磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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週刊東洋経済 2011-9/24

2012年02月01日 | 読書日記など
『週刊東洋経済 2011-9/24』
   東洋経済新報社2011年

特集名 日本車が消える



【福島県飯舘村村長】菅野典雄 「村へ戻る希望」を優先し汚染土の村内仮置き決断」 
「国有林の活用方式で一刻も早く作業着手へ」 下「」引用。
 
「--「仮」とはいえ村内に置くとは、ほかの自治体にない発想です。
 とにかく、除染なくして帰村はない。だが、処理物質が持ち込まれることは誰でも嫌だ。したがって、飯舘村に発生した処理物質をほかの自治体に持ってはいけない。
 もちろん、私たちも、別の地域で発生した処理物質が飯舘村に持ち込まれることは認めない。であれば、自分の地域の処理物質は自分の地域で処理することで前に進んでいくしかない。そこで、あくまでも仮置きという条件の下、村内処理するということを言い続け、この2カ月ほど政府関係者にも説明してきた。
 飯舘村には国の除染プロジェクトも入っている。結果として、除染作業によって放射性物質が大量に発生することがわかった。しかし、処理場が決まらないかぎり、除染作業は始まらない。-略-結局、飯舘村で発生する処理物質は飯舘村で、ということしかない。
 すでに財務省や林野庁からも承認を得ることができた。その条件は、あくまでも仮置き場であることと、住民から反発が出ないこと、の2点だ。」

除染費用、驚くことに飯舘村だけで2000億~3000億円となる可能性。下「」引用。

「実際に着手すると想定外のことも起きるかもしれないが、現段階における試算では、2000億~3000億円となる可能性がある。
 8月27日に開催された「原子力災害からの福島復興再生協議会」において、国から「第2次補正予算の予備費から除染費用として2200億円を用意した」という説明があった。これに対して、私は「ありがたい話だが、認識としては軽くて甘いのではないか。専門家の方々に試算していただいた結果として、私の村だけでも2000億~3000億円が必要だ、費用としてケタ違いではないか」と申し上げた。」




飯舘村の人口でわると、一人当たり5000万円?。
それなら、移住させてという住民が当然でしょうね。
何を考えているやら、この村長……。
除染で帰村できると本当に思っているのか?
できなかった時、どう責任をとるのか?
--無責任政治家ばかり、ウソをつかれたと、責任転嫁するんでしょうね……。
楽な商売ですね、良心がなかったら……。

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