磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ビジネスマン読本 司馬遼太郎

2006年06月18日 | 読書日記など
『ビジネスマン読本 司馬遼太郎』
    現代作家研究会・編/
      日本能率教会マネジメント・センター1993年

ファンの人が集って、司馬遼太郎の本をだしたという。
こんな作家も珍しいだろうなあー。




「竜馬がゆく」が一番読まれているという。
やはりなあーと思いました。

今年も「功名が辻」が放送されていますが、大河ドラマにけっこう
司馬遼太郎原作は多いですね。

大河ドラマの影響でよく読まれたのが3位の『国盗り物語』という。
そういえば、枚方の菊人形で、『国盗り物語』をやっていたような
気がする。

『菜の花の沖』の高田屋嘉兵衛は素敵な人物だったなあーと思う。

「司馬さんの本は女性にあまり読まれない」
と書かれてあった。

韓国では本がでていると書いてあった。下「」引用。

「韓国語には何点か訳されていて、ノテウ大統領も読んでいるとか報道されていた」

司馬版中国史『項羽と劉邦』はビジネスマンに役立つ格言・諺の宝庫と書いてあった。

ファンならではかもしれないが、田中角栄を主人公にした、今太閤をかいて欲しいとありました。

資料を読む込むと、とても太閤さんではなかったと思う。
越後屋が政治屋になっただけのこと……。

自己の内で、越後屋と悪代官が手を組んでいるという方程式が成立すると思う。

志と欲望とはそもそも違うものと
司馬さんは受け取られていたと思う。

欲望を装飾するために、古代ローマ帝国の、皇帝たちは学問を利用したけど、欲望は強圧的なことが多い。

志は晴れた秋空のように、さわかやである。
神道の祝詞のように、晴れやかなものだ。
ぼく個人はそう思う。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
国盗り物語 (雨漏り書斎主人)
2006-06-19 20:13:49
小説新潮連載中リアルタイムで読んでいました。

彼の文体が好きで真似をしたこともあります。



もう2nd stage でビジネスの第一線からは去りましたが、やはり、司馬さんには何かあるんですね♪
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市民の方にももちろん何かあります。 (磯野鱧男)
2006-06-19 23:39:46
それをわかっていた数少ない作家と思います。

新聞記者当時から、有名人などに平和が偏っている報道は異常と訴えられる、その視線がすばらしいですね。



司馬遼太郎の資料の取り方が異常だという小説家が盗作したそうで、あきれました。



あれだけの長編で一箇所も間違わず書けるわけがありません。



素人が非難しているなら、スルーしますが、小説家が書いていたので批評しようと思ったのですが、あわれな作品で庶民の情けとしました。
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水無月 (雨漏り書斎主人)
2006-06-20 23:40:24


今日注文しました。

東京のお店の物は何点かgetしたのですが、やはり

本場の物が頂きたくて・・・



鱧男宗匠は?
返信する
情報すんまへん。m(_ _)m (磯野鱧男)
2006-06-21 21:04:29
まだです。

注文します。
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