磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマ語り部の歌

2006年07月11日 | 読書日記など
『ヒロシマ語り部の歌』
    大野允子・作/四国五郎・絵/汐文社1999年

ヒロシマ・ナガサキには語り部という方が、
華々しい成果をあげられているとボクは思います。



8月6日、学校を休み生き残り、作業にいったものは一人残らず亡くなったという。

そして多くの困難などがあり、そして語り部になられました。

私のようになって欲しくないと語られています。下「」引用。

「みなさんのような少年少女がね、あんなに悲しい死にかた、隣りが、今沢さんのようで……並んで死んでおりました。なんて死にかたをしないで、一回限りのいのちをまっとうに生きてください。それができるのが平和だと思います。
 私のように友の死を語る人にならないでくださいね。」


しかし、現代の人間関係は稀薄ですね。別の問題があると思います。たしかに平和は大切なことだと思いますが。

せっかくの修学旅行なのに、ヒロシマという意見をいわれる方がいるとか。

ぼくらの高校は修学旅行先を決めるのは生徒だったような気がします。

ぼくは、旅行そのものがしたくないと、ごねていたので、どこも厭だった。乗物酔いもするし、旅行嫌いです……。(-_-;)


おっと、話しをこの本にもどします。
〈ヒロシマ・ナガサキの修学旅行を手伝う会〉というのがありました。実際にあるようです。大人の本は実際にあることなら、そう書かれてあることが多いのですが、児童文学では実際はどうか書いてない場合が多く、いちいち検索しないといけませんね。

どうやら、この本が事実を書かれているとしたら、佐々木禎子の像の近くにある千羽鶴が濡れないようされたのは、市ではなく、この本に関わる人たちのおかげだと思われます。

また、作家の大川悦生(おおかわえつお)は広島にくると、江口さんという語り部のアパートに泊まれたようです。

そういう知人がおられてうらやましいと、出不精なのに思う磯野鱧男でした。(-_-;)


【関連サイト】
2.「平和のこと よろしく」碑









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