磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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週刊文春 2011年8月11日 2011年8月18日 夏の特大号

2011年10月30日 | 読書日記など
『週刊文春 2011年8月11日 2011年8月18日 夏の特大号』
    島田真・編/文芸春秋2011年

日本のマスコミは個人叩きは得意だが、まともに一つのことを追求もしない。
--かつての毎日新聞のようなメディアはなくなった……。



「平成9年 東電OL「反原発」で上司勝俣会長と対立していた」 下「」引用。

「東電OL殺害事件で新事実が明らかになった。殺害された東京電力の女性社員(当時39)の遺体に付着していた精液のDNAが犯人とは別人のものだったのだ。無期懲役で服役しているゴビンダ受刑者(44)は再審に期待を寄せているというが、実は被害女性Aさんはについても“新証言”が浮上した。
 -略-当時、彼女と同じ職場にいた東電社員は、今になって彼女が心の裡(うち)に抱え込んでいた“孤独”に気がついたと証言する。
「実は、彼女の社内の言動には“原発反対派”と誤解されるようなところがあったんです。当然、社内では孤立感を深めているような感じを受けました。表面上はAさん本人も気にしていない様子でしたが……」-略-
「通産省との調整役を任された頃から、“反原発”のスタンスが強くなってきたように思います。当時の上司き企画部長だった勝俣恒久現会長でした。たしか勝俣会長は彼女が入社する際の面接官だったはずですが、二人は激しく対立することもありました」(同前)-略-
 実は、Aさんが二十歳のとき病死した父親も東電社員で、彼もまた一時期“反原発派”と見られることがあったという。東大卒の父は、工務部の副部長にまで出世し、将来の取締役間違いなしと見なされていたが、突然、役職なしの「工務部付き」に左遷されてしまった。
 慶應を卒業して東電に入社したAさんは、入社時の挨拶でも「父親の名に恥じないように一生懸命頑張ります」と語っていたという。彼女もまた、父親の“意志”を継いでいたのだろうか--。-略-」

「平成23年 4号機爆発! 警察が撤退した現場に消防は残った」

「米軍が調査した「高濃度汚染地域」通告を無視 菅直人 原発事故200万人を見捨てた大罪」 下「」引用。

「内閣官房のスタッフたちが口を揃えて指摘する。福島第一原発の周辺住民に対する避難指示こそが、菅首相最大の失策だ--と。米軍から「高濃度汚染地域」の通告を受けながら、首相が口にした「決定的発言」とは。国民を見殺しにする首相の「大罪」を詳細に暴く。-略-」

「米軍の指摘に何の手も打たず」 下「」引用。

「-略-しかも、放射線ビームに襲われたエリアは、たった四日間で、総被ばく量が、三ミリシーベルトを超過する可能性も指摘していた。「三ミリシーベルト」とはアメリカ軍でさえ、滞在三十時間を
リミットにしていた、極めて高い数値だ。
 この調査結果を見せられた、菅首相の側近の幹部は、
「余りの衝撃で言葉を失った」
 と証言している。
 しかし、菅首相は、この調査結果を重要視することはなかった。つまり何も手を打たなかったのである。-略-」

「原発・放射能 消えた主役 西山審議官、東電清水社長、勝間和代、NHK水野、山崎コンビ、仁科母娘、山下俊一…」 下「」引用。

「日本の運命を変えた3・11以降、多くの人がメディアに登場し、消えていった。ヒーローになった人、猛批判を浴びた人、職を追われた人、仕事が激増した人……。被災者以外の人生も、あの大震災は大きく変えてしまったのだ。気になるあの人たちの今を追跡した! -略-」

山下俊一。下「」引用。

「世界保健機関の放射線の専門科学者や日本甲状腺学会理事長を務めるなど、専門家中の専門家のはずだが、マスコミからは「ミスター大丈夫」と揶揄され、市民団体からは福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの解任を求める署名運動を起された。-略-
 現在は福島での仕事に専念するために、長崎大学教授を休職し、七月十五日から福島県立医大副学長に就任している。
 講演では、必ず参加者から「責任を取れるのか」と問われるが、
「科学的なエビデンスに基づいている。断定するのは非常に勇気がいることなんです。過ちはあります。福島県民が許していただけるとうれしいです」(七月十三日の講演)
 と、いまだに開き直っているのだ。「安全」と喧伝しながら、福島県は十八歳以下の三十六万人を対象に、甲状腺検査を生涯にわたって行うことも決めた。その中心人物となったのが山下氏だ。
「会見では『あくまでも健康増進の一環』と答え、“安全宣言”を撤回することはありませんでした」(前出・震災担当記者)」

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勝間和代。下「」引用。

「-略-ネットでも勝間氏への批判の声が高まると 、四月十五日に自身が設立した言論サイト「REAL-JAPAN 」上で「原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示」という文章を発表。
 だが、ついていないときは、とことんついていない。六月二十三日、今度は大型バイクを運転していて転倒、勝間氏は右手首を骨折する重傷を負ってしまうのだ。-略-」

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