磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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証言未来への記憶-アジア「慰安婦」証言集-1

2010年05月27日 | 読書日記など
『証言未来への記憶-アジア「慰安婦」証言集-1』
   アクティブ・ミュージアム
    「女たちの戦争と平和資料館」・編/明石書店2006年

原爆もそうですが、証言を読むのはきついですね。
イデオロギーなどが入ると、それに対応しているので、読みやすくもなっているのですが……。
入ってませんね……。



「はじめに」で書かれてあります。下「」引用。

「日本に「慰安婦」問題を記録する資料館を作りたい。そんな思いを熱く語り合ったのは、二○○○年一二月に東京で開かれた「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」(以下、「法廷」)のあとの総括会議のことでした。」

戦後60年の夏、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(WAM)オープン。

「南京の慰安所」

『歌丸』という名前を無理矢理つけられたという。

--「洗礼」の部屋……。下「」引用。

「屋根裏の体罰部屋は、女たちを「慰安婦」にする「洗礼」の部屋でした。」

夫には、「慰安婦」だったことは絶対は言わないという。

軍医……。下「」引用。

「軍医が来ると聞けば一生懸命消毒薬で拭きました。軍医が来て診察してみて少しでも異常があれば黄色く光る六○六号の注射を打たれるのです。それを注射してゲップが出ると鼻に匂いが立ち昇って、とても気分が悪かったものです。-略-」

軍医。下「」引用。

「慰安所に到着するとすぐ、性病にかかっているかどうか、処女かどうかを調べる検査がありました。その後、軍医は私に何カ月間か看護婦の仕事をさせました。-略-夜は軍医の相手をさせられました。私はその軍医に処女を奪われたのです。-略-」

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有蓋貨車で運ばれたという。

「タナカ」の虐待……。

妊娠している女?……。下「」引用。

「ヨンジャ・プニは、日本兵の暴行で殺されました。ヨンジャは病気になって腹が膨れ上がりましたが、日本兵は妊娠している女は不必要だと言って軍刀で彼女の腹を切り裂きました。しかし、胎児はおらず水みたいなものがあふれ出ただけでした。ヨンジャは腹水の病気だったと思います。」

乳首を噛み切れられて破傷風で死亡した金徳女(キムトンニョ)。

報酬なし……。下「」引用。

「「慰安婦」生活を強いられた期間に報酬を受けたことは一度もありません。お金も、軍票のようなものももらったことはありませんでした。」

「つくる会教科書」抗議運動(二○○一年、二○○五年)。

借金にされた着物やゲタ……。下「」引用。

「これでは兵隊たちの相手はできないと慰安助の管理人から着物やゲタ、タビなどを渡されたのですが、これは無料で支給されたものではありませんでした。すべて私たちの借金にされてしまったのです。それも市場の価格とは比べものにならないくらい高い値段です。」

日本人慰安婦。下「」引用。

「日本人「慰安婦」が一人いましたが、この女性はお金を稼ぎに来ていましたので、私たちよりずっと自由にしていました。この女性を私たちは「ねえさん」と呼び、主人の強制することがなかったので軍人の相手もあまりしていませんでした。」

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毛ジラミ。下「」引用。

「軍人たちの中には毛ジラミを持っている者が多く、ほとんどの「慰安婦」がこれをうつされていました。キヨコ姉さんと私は互いに陰部についたシラミをピンセットで取り合いました。」






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