磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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坂本龍馬 海援隊始末記

2006年03月31日 | 読書日記など
『坂本龍馬 海援隊始末記』
    平尾道雄・著/中央文庫1976年

坂本龍馬の本ですが、かなり古い本ですね。
かなり足をつかわれた作家のようでもあります。



司馬遼太郎が新撰組を書くときに、参考にされ、
司馬遼太郎と同様に新聞記者でもあった小説家、
子母澤寛氏がこの方の本の序文を書いたことがあるという。

1941年の改訂版であり「海援隊始末記」の出版のとき、
子母澤寛氏の序文がついていたという。下引用。

「わかりやす面白く、しかし正しく書くのが一番いいのだよと、とうとう平尾君に喧嘩を売って、この一書の著作をしいて勝ってしまったのである」となっている」

坂本龍馬は「自然堂」という雅号をもっていたという。
そして、老子(中国・周代の哲学者)を愛読していたそうだ。
西郷隆盛も老子が好きだったという。
気が合ったのだろうなあーと思う。

柔術もならったようである。同。
「すぐに取って投げられ首をしめ上げられて気絶した。」

外国商人から、毛布も買った勝海舟。
これが直接の原因で、謹慎を命じられたそうだ。

琵琶湖ではじめて、洋型船を浮かべたのは、
元海援隊隊員らしい。もちろん、龍馬の死後。

坂本龍馬は正四位をなくなってから、
頂戴したようである。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
竜馬本 (雨漏り書斎)
2006-03-31 22:35:59
いったい何冊くらい出ているんでしょうね。

テーマを決めて本探し&読書  なかなか出来ることじゃないですね。

鱧男宗匠の”執念、情熱”には脱帽です。



それにしても正四位とは!  納得できません。
返信する
小説を書きたいので(^^) (鱧男)
2006-03-31 23:08:24
手にできるものは、すべて読破が目標です。



正四位というのも、やはり認められていたわけですよね。

民間人の最高位は、西郷隆盛でしたよね。





人気ナンバー1は、歴史上の人物では何といっても坂本龍馬。

日本人もなかなか、人物をみれるんだなあーと思います。



返信する
(・_・)・・・・・・。 (みっちゃん)
2006-03-31 23:22:35
すべて読破・・・スゴイ!!!



で、どんな内容の小説が出来上がるんだろう・・・楽しみ♪



坂本龍馬って・・人気ありますね~ ほんと・・・
返信する
それほどでは決してありませんm(_ _)m (鱧男)
2006-04-01 13:24:23
>すべて読破・・・スゴイ!!!

司馬遼太郎は予算三億円。

ぼくは三千円かな?

後は図書館……。



歴史小説なら、資料がないといいのは書けませんね。



その分創作でがんばります。



坂本龍馬はスケールが大きいので、

もちろんスケールの大きな話です。

書けるかな?
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