『戦争と平和の心理学』
チャールズ・オスグッド(著)/
田中靖政、南博(訳)/岩波書店1968年
こんなことを書いている。下「」引用。
「カメの戦略の方がウサギの戦略よりも、あるいは優れているかもしれないのです。」
「やるか、やられるか?」のならず者思考よりも、やはり優れているとしか思えませんね……。
--もちろん、小泉元総理なども、このならず者思考ですね……。
恐怖政治ですね……。
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ブッシュのやったことは間違いだと、この頃でも理解されていた……。下「」引用。
「それでは一体、どうすればよいのでしょうか。今、全面的な奇襲攻撃をかければ、長い眼で見た場合は損失が比較的少なくて済むと考えて差支えないものでしょうか。答えは、「ノー」です。なぜなら、そんなことをしても、それだけで共産主義の息の根が止まるわけではないからです。(事実、そんなことをすれば、共産主義は、かえって強化されることになるでしょう。)」
中国製品は、このころでもアメリカで買われていたのか……。下「」引用。
「先週、毛沢東は、「我々は『はりこの虎』の哀れな末路を見守りつつある」と述べたが、それにもかかわらず、本土からの中国製品の貿易は、すでに一種のブーム状態を呈している。」よじ
「国防批判」をしているが現在も変わらず……。下「」引用。
「アメリカ人は「大きな政府」を信用していません。そして彼らは「大きな政府」を維持するために税金を払うことを好みません。民衆によって選出された議員たちも、このことを心得ております。そこで彼らは当然のことながら、学校のためであろうと道路のためであろうと、あるいは天然資源の保存のためであろうと対外援助のためであろうと、政府提出の予算案に徹底的に削減の鋏を入れ、上手に配分し直します。ところがこの原則には一つの例外があります。「国防」費と銘を打たれた支出には、ほとんど満場一致で承認が得らればかりでなく、それどころか議員諸公は往々にして要求額をさらに水増しさえするのです。これは一体どうしてでしょうか。彼らはこの目的に関する限り、アメリカ国民が金を使うことを嫌わず、そればかりか「大きな政府」を維持することさえ嫌わないことを知っているからです。実際、我が国最大のマンモス産業はジェネラル・モーターズでもアメリカン・テレフォンでもなく、実は原子力委員会であります。そて、もっとも多くの人間を雇っているのは誰でしょう。アメリカ合衆国です。「大きな政府」最大の膨張は、国防省とそれに関した多くの諸機関の急速な発展にみられています。」
いっけん民主主義のようであるが、アメリカの基本はファシズムである……。
「アカか、死か」という論争があったようだ。下「」引用。
「一九五八年の夏、『ニュー・リーダー』誌上に掲載されたバートランド・ラッセルとシドニー・フックの論争の中に明確に表われております。ラッセル卿は、冷たい戦争に共産主義が勝っても、それは熱い戦争による人間の絶滅に比べればそれほど大した不幸ではない旨を主張しました。フックは、これとちょうど正反対のことを主張したのです。すなわち、彼にとっては、核戦争の地獄の中で死ぬ方が、共産主義体制のもとで生き永らえるよりはもっと好ましいというのです。」
しかし、今ではそのようなことは論争は必要ではない。
index
予防戦争というのも不可能だろう……。下「」引用。
「予防戦争は、必然的に奇襲攻撃で始まるでしょう。そして、このような奇襲攻撃に比べれば、真珠湾などはまさにスローモーションで撮ったお茶の会のようなものでしょう。何故このような奇襲攻撃が必要なのでしょうか。何故、そうするぞという警告をこめた威嚇を行わないのでしょうか。何故なら、そもそもの目的が、できるだけ充分に、そしてできるだけ完全に敵の報復能力を除去すること--つまり、脅かされた敵の方からまず先制攻撃をかける隙を与えないこと--にあるからであります。-略-」
バカなアメリカの大統領は南米包囲網をつくられている。
--アメリカが南米でやったことは、ならず者国家そのものでもあるという人たちがいる……。
TVA24年間より1年間で使用するという……。下「」引用。
「一九六一年度の原子力委員会予算二六億八六五六万ドル(その大半は軍事用)は、一九三三年から一九五七年までの二十四年間にわたるTVAに対する政府投資の総額をはかるに上廻るものであります。」
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チャールズ・オスグッド(著)/
田中靖政、南博(訳)/岩波書店1968年
こんなことを書いている。下「」引用。
「カメの戦略の方がウサギの戦略よりも、あるいは優れているかもしれないのです。」
「やるか、やられるか?」のならず者思考よりも、やはり優れているとしか思えませんね……。
--もちろん、小泉元総理なども、このならず者思考ですね……。
恐怖政治ですね……。
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ブッシュのやったことは間違いだと、この頃でも理解されていた……。下「」引用。
「それでは一体、どうすればよいのでしょうか。今、全面的な奇襲攻撃をかければ、長い眼で見た場合は損失が比較的少なくて済むと考えて差支えないものでしょうか。答えは、「ノー」です。なぜなら、そんなことをしても、それだけで共産主義の息の根が止まるわけではないからです。(事実、そんなことをすれば、共産主義は、かえって強化されることになるでしょう。)」
中国製品は、このころでもアメリカで買われていたのか……。下「」引用。
「先週、毛沢東は、「我々は『はりこの虎』の哀れな末路を見守りつつある」と述べたが、それにもかかわらず、本土からの中国製品の貿易は、すでに一種のブーム状態を呈している。」よじ
「国防批判」をしているが現在も変わらず……。下「」引用。
「アメリカ人は「大きな政府」を信用していません。そして彼らは「大きな政府」を維持するために税金を払うことを好みません。民衆によって選出された議員たちも、このことを心得ております。そこで彼らは当然のことながら、学校のためであろうと道路のためであろうと、あるいは天然資源の保存のためであろうと対外援助のためであろうと、政府提出の予算案に徹底的に削減の鋏を入れ、上手に配分し直します。ところがこの原則には一つの例外があります。「国防」費と銘を打たれた支出には、ほとんど満場一致で承認が得らればかりでなく、それどころか議員諸公は往々にして要求額をさらに水増しさえするのです。これは一体どうしてでしょうか。彼らはこの目的に関する限り、アメリカ国民が金を使うことを嫌わず、そればかりか「大きな政府」を維持することさえ嫌わないことを知っているからです。実際、我が国最大のマンモス産業はジェネラル・モーターズでもアメリカン・テレフォンでもなく、実は原子力委員会であります。そて、もっとも多くの人間を雇っているのは誰でしょう。アメリカ合衆国です。「大きな政府」最大の膨張は、国防省とそれに関した多くの諸機関の急速な発展にみられています。」
いっけん民主主義のようであるが、アメリカの基本はファシズムである……。
「アカか、死か」という論争があったようだ。下「」引用。
「一九五八年の夏、『ニュー・リーダー』誌上に掲載されたバートランド・ラッセルとシドニー・フックの論争の中に明確に表われております。ラッセル卿は、冷たい戦争に共産主義が勝っても、それは熱い戦争による人間の絶滅に比べればそれほど大した不幸ではない旨を主張しました。フックは、これとちょうど正反対のことを主張したのです。すなわち、彼にとっては、核戦争の地獄の中で死ぬ方が、共産主義体制のもとで生き永らえるよりはもっと好ましいというのです。」
しかし、今ではそのようなことは論争は必要ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/a3/38d8a1816ca96302454f6345b548fc57.jpg)
予防戦争というのも不可能だろう……。下「」引用。
「予防戦争は、必然的に奇襲攻撃で始まるでしょう。そして、このような奇襲攻撃に比べれば、真珠湾などはまさにスローモーションで撮ったお茶の会のようなものでしょう。何故このような奇襲攻撃が必要なのでしょうか。何故、そうするぞという警告をこめた威嚇を行わないのでしょうか。何故なら、そもそもの目的が、できるだけ充分に、そしてできるだけ完全に敵の報復能力を除去すること--つまり、脅かされた敵の方からまず先制攻撃をかける隙を与えないこと--にあるからであります。-略-」
バカなアメリカの大統領は南米包囲網をつくられている。
--アメリカが南米でやったことは、ならず者国家そのものでもあるという人たちがいる……。
TVA24年間より1年間で使用するという……。下「」引用。
「一九六一年度の原子力委員会予算二六億八六五六万ドル(その大半は軍事用)は、一九三三年から一九五七年までの二十四年間にわたるTVAに対する政府投資の総額をはかるに上廻るものであります。」
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