磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

【ビデオ】10フィート映画運動 3部作 あってはならない映像 忘れてはならない映像

2006年05月07日 | 読書日記など
10フィート映画運動 3部作
 あってはならない映像 忘れてはならない映像』
  企画・制作 子どもたちに世界に!被爆の記録を贈る会/
      販売・普及 平和博物館を創る会

10フィート映画運動について書かれてあります。下「」引用。
「10フィート運動とは……アメリカに眠っていた原爆によるヒロシマ・ナガサキの惨劇の跡を撮影した莫大な量の映画フィルムを、私たち市民の力で入手し、歴史的な資料として日本国内に永久保存するとともに、それをもとに核兵器廃絶を訴える海賊版をふくむ数種の記録映画を制作し、世界的な上映運動を展開しようとたち上がった市民運動です。どなたでも一人でも多くの方がたにご参加いただくため、映画フィルムの10フィート分・1口3000円の費用を出しあうことによって進められた運動ですので、この平和のための市民運動を「10フィート映画運動」と呼んでおります。」


第1作「にんげんをかえせ」
20分くらいの短編、被爆者のことを伝える。

第2作「予言」
タイトルからして、抽象的ですね。
「核の冬」は予想されていないので、
それより古いもののようです。
今、核戦争が起きたらという
想定のビデオ作品なら、
こちらをどうぞ。


第3作「核狂乱の時代」
2時間近い。まとまりにかける。
ローマ法王が長崎に訪問され、
被爆者と語らう場面あり。



また被爆者の山口仙二さんが、
堂々と国連で核廃絶を演説されていました。
平和への願い、多くの権力者には届きませんでしたが、
ぼくには届きましたよ。




このビデオのシリーズは以上のものですが、
他にも造られているようです。同。

「1980年7月、私共が「10フィート映画運動」を呼びかけさせていただいてから2年9カ月。このたび、さの最終作品『歴史=核狂乱の時代』が完成いたしました。新入手フィルム約12万フィート、それを使用して作製いたしました映画、『明日への伝言』『悪魔の火球』『いま10フィート映画運動』『にんげんをかえせ』『予言』『テレビ放映編「幻の原爆フィルム日本人の手へ-悲劇の瞬間と37年目の対面』『歴史-核狂乱の時代』の7本にのぼりました。これはひとえに、核廃絶を願う心ある市民の皆様、マスコミ、映画関係の皆様のこの市民運動へのご支援、自主的ご参加のたまものにほかなりません。今後は、みなさまがたがこれらの作品をさらに活用し拡めてもらう運動を展開していただきたいと思います。
なお、この運動の発展として1983年12月「平和博物館を創る会」を設立、新しい映画や教育資材の製作等に取り組んでいます。」



【感想】
募金で買ったフィルムですね。
誰の物なのでしょうか?
何の為にされているのでしょうか?

小田実は平和とは横の関係と話されていましたが、
ナレーションなどは権威的に話されています。
音楽にしても、どうして、ああ仰々しいものが
使用されるのか、時代錯誤では?

それに募金で買ったものなどは、
その印をつけてほしいし、
新しい映像とまぜてあるのも、
その撮影された年月日を入れて
ほしいと思いました。

もし遠い将来かに、
どこかの国にも卑劣な人たちがいて、
これは日本人が円屋プロに頼んで
造らせた特撮などといわれなように、
してもらいたいものですね。

これは貴重な資料であると思います。
それで募金をつのったという責任感も
持っていただきたいものです。





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