恋する原発

『恋する原発』
　　　高橋源一郎・著/講談社2011年

図書館の説明文は、まじめだ……。下「」引用。
「世界の非情を前に無力な人間ができるのは、唯一、笑うことだ－。大震災チャリティーＡＶを作ろうと奮闘する男たちの愛と冒険と魂の物語。『群像』掲載を単行本化。」



「完全なフィクション」と書かれてあります。
「こんな狂った世界があるわけがない」と、高橋源一郎は書くが、原子力ムラはもっとすごいとボクは思います。まだまだ理性と良識がありますよ！　高橋源一郎さん！

よしもとばななの話題があった。下「」引用。
「よしもとばななの小説に出てくるようないい人だった。まあ、よしもとばななの小説なんか一冊も読んでないけど。」

ボクは若いころは読みました。おもしろかったですよ。最近、さびしいよ。

「フクシマ第一原発特設会場」でAVの撮影……。
そんなのの、どこが楽しいか？　一般人のボクには理解不可能でした……。

－－それにしても、日本の小説家たち。

小説は快楽としか思っておられないようです。

昔は小説は不良が読むものでしたが、今は小説家が不良のようですね。

気楽なセレブがうらやましい？







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