磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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語り伝えるヒロシマ・ナガサキ第3巻 原爆はなぜ落されたのか?

2007年01月07日 | 読書日記など
『語り伝えるヒロシマ・ナガサキ第3巻
  原爆はなぜ落されたのか?』
    安斎育郎(文/監修)/新日本出版社2004年

なぜ落されたのか?
それを伝えることも、平和につなげて考えていただきたい。



なぜ落されたのか? 下「」引用。

「 なぜ、こんな非人道的な原爆が使われたのでしょうか?
 この巻では、そのことについて考えてみたいと思います。
「原爆はなぜ落とされたのか?」−−この問題を考えるには、次のようなことを知らなければなりません。
 ・原爆はどこの国が落としたのか?
 ・その国と日本の間には、いったい何かあったのか?
 ・原爆はいつだれがどういう理由で作ったのか?
 ・原爆はなぜ日本に落とされたのか?
 ・どのような理由で原爆を落とすことにしたのか?
 ・原爆を落としたことは必要だったのか?
 知らなければならなことが、たくさんありそうです。
 さっそくスタートしましょう。」



日本とアメリカの戦争。

そしてアジアでの日本の戦争のことが書かれてあります。

しかし、落されたのは仕方がないというのでしょうか?

当時も毒ガスが国際法に違反したということなども書いてもらいたいと思いました。

落してよかったのでしょうか?

なぜ? 落されたのか?

国際法違反を逃れるための工作を米国はしているけれど、それは見逃していいものだろうか?

アインシュタインは「マンハッタン計画」に参加していないし、原爆をつくったわけではない。アインシュタインは科学者の責任感で悩んだのだと書かれてありました。でも、原爆開発するように手紙は書いています。しかしまさか、アメリカが使用するとは考えていませんでした。それなら、ナチス・ドイツよりもひどい!


アメリカ・モンタナ州の戦争記念碑の前で元軍人と国際会議参加者。軍人たちは戦争をなつかしみ、「原爆投下は正しかった」と語ったそうです。

アメリカの原爆神話について、「みなさんはどう思いますか?」と書かれてありましたが……。

「アジア・太平洋の人々とも手を結んで」という小見出しがありました。
日本国内で分裂した政治関連の方々……。

この本に限ったわけではありませんが。
何度も書いていますが。
イデオロギーではなく、安全な水を得るのと同様に考えていただきたい。

なぜ? というのかを考えていけば、原発と原爆はつながっていることも理解できるはず。

どうして、結びつけないのか、私は理解に苦しみます……。
それにチェルノブイリ事故レベルのことが日本におこれば、核攻撃されたのと同様ではないでしょうか?





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