磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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人間が危ない-「核」のはなし-

2008年10月08日 | 読書日記など
『人間が危ない-「核」のはなし-』
   服部学・著/水曜社1982年

核魚雷のコンテナーをとった映像があるそうです……。
--日本には確実に核兵器が配置されていますね。
この本にもライシャワー発言などのことが書かれてありました。
非核三原則を破った日本の政府!

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■目 次■
1 ミッドウエー入港  1
2 母と子の原爆展  15
3 原子爆弾の話  35
4 第五福竜丸  56
5 核戦争の脅威  74
6 日本と核兵器  94
7 原子炉見学  112
8 原水爆禁止世界大会  134
9 レーガン戦略計画と中性子爆弾  152
あとがき  163


標語……。下「」引用。

「生協の標語は「よりよい生活と平和をもとめて」というんだそうです。」

市民のつどいがあったという。下「」引用。
「五月三○日の午後、労働福祉会館で「第三回いま平和を考える横須賀市のつどい」というのが開かれました。お母さんが「横須賀で核兵器の監視をした映画もあるのよ」と言ったので、ついて行ってみました。」

核魚雷と核ロケットの搬入だろうという映像……。下「」引用。

「最後に、「われわれは監視する」という映画が上映されました。これは横須賀に住む厚木たかさんら「映画で横須賀を記録する会」の人たちが、七年前に、横須賀基地を見通せる場所にカメラを据えて、浦郷や吾妻島の弾薬庫地域の監視を続けたときの記録の映画でした。入港しているアメリカの軍艦から、きびしい警戒の中を運搬船で運びこまれたり積み出されたりする何種類かのコンテナーという特殊な容器がはっきりと写されていました。
 後からの説明によると、当時は核兵器を運搬するコンテナーではないかと推定していたけれども、はっきりした証拠がつかめなかったのだそうです。ところが最近、アメリカの国防省が出している『核兵器運搬手引書』というのが手に入ったので説明図とてらし合わせてみたところ、写真のうちのいくつかが、核魚雷のアスロックおよび核ロケットのウォール・アイの運搬用コンテナーと一致することがわかったということでした。」

もし、核兵器が使われるとしたら……。下「」引用。

「六月五日の朝、ミッドウエーは浦賀の沖を通って横須賀に入ってきました。横須賀市民はしばらくの間、核兵器と同居させられることになったわけです。
 翌日の六日は土曜日だったので、友和くんは午後から戸塚公会堂に「母と子の原爆展」を見に行きました。会場の前には長い行列ができていました。しばらく待ってようやく会場に入ることができましたが、狭い会場はごった返していました。」

「ヒロシマは未来!」と書く人たちがいます。
でも、ヒロシマ・ナガサキ以上になるだろうといわれていますね。

日本を戦場にする戦略をたてるアメリカ。
--核兵器の戦場に予定されて、「思いやり予算」を血税からとられる日本国民。

石油の使われ方……。下「」引用。

「日本が輸入している石油のうち、発電に使われているのはす約四分の一にすぎません。自動車などの燃料に使われているのが約四分の一、一番多く使っているのは工場出、石油化学製品の原料や熱源に使っているのです。だからかりに今の日本の発電を全部原子力発電におきかえても、節約できる石油の量はせいぜい四分の一なのですよ」









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