磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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おい河村!おみゃぁ、いつになったら総理になるんだ-反骨のサムライ世直し十番勝負!-

2010年06月24日 | 読書日記など
『おい河村!おみゃぁ、いつになったら総理になるんだ-反骨のサムライ世直し十番勝負!-』
   河村たかし・著/ロングセラーズ2006年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「諸悪の根源が国会議員にある。すべての問題は、国会議員が職業となってしまって、理不尽を改める力を失ってしまったからなのだ。国会議員をボランティアにする「議員革命」をすすめるためになすべきことは一つ。内閣総理大臣になるしかない。いつなるかって? もう少し待ってちょーよ。」



「河村改革」 下「」引用。

「小泉改革の本丸は「郵政民営化」だつた。だが、ワシが民営化するのはズバリ議員。と言っても、議員を民間企業のようにしようというわけではない。
 議員年金などの特権をすべてとりはらい、ボランティア化(民営化)するのだ。つまり、パブリックサーバント(公僕)である。
 これが小泉構造改革のさらに上をいく、「河村改革」である。」

「【すべての間違いは一二年前の「改革」から始まっていた】」下「」引用。

「えらい国会議員のセンセイたちにはカネで苦労させたらいかんという話になった。
 それが一二年前の「改革」で生み出された政党交付金ではないか。-略-
 党から金をもらわないといけないので、党の主張に逆らうことが許されなくなったのである。つまり、党議拘束の強化である。-略-日本の国会議員は世界で初めて、税金で権力闘争をするという凄まじいシステムを確立した偉大な政治家たちなのだ。」

「【日本は巨大な「議員党」の一党独裁政権だった!】」 下「」引用。

「日本の国会は団体戦。だから党議拘束、政権交代しか言えん。これでは議員のための政権交代で、国民のためにはならん。少数意見はいつも党で死んでしまう。」

春日一幸の秘書だったという。
--日本新党から国会議員へ。下「」引用。

「民社の裏切り者から、宮澤派、そして日本新党へ。河村たかしの国会議員としての第一歩はこうした波乱含みのなかで始まったというわけだ。」

裏切りは、春日一幸の方でしょうね……。

小沢の目の前で離党届けをだした。下「」引用。

「やがて新進党が解体し、ワシはそのときできた野党自由党に籍を置いていたが、党首の小沢一郎さんが自民党と手を組むというので、目の前で離党届けを出して、無所属になった」

小泉純一郎をあばく……。下「」引用。

「そんななかで、我が国の内閣総理大臣、小泉純一郎氏も払っていないという有力な情報を得た。しかも、未納だけならまだしも、勤務実態のない会社に籍を置いて、厚生年金に虚偽の加入をしていた可能性もある。これはとんでない話である。-略-」

【一部のみ】

「増税こそが戦争への近道だ!」 下「」引用。

「太平洋戦争も初めは国債でやろうとしたが売れなくなった。そこで日本は税金でやろうと考えてしまったのだ。増税につぐ増税、そして国が暴走してしまったのである。国債が戦争に傾斜させるというのは大ウソ。現在のように国が強制的に増税したときこそ、「戦争への道」に片足をつっこんでいると考えたほうがいい。」

「議員天国」 下「」引用。

「よく日本は「役人天国」だと言う人がいるが、正しくは「議員天国」なのだ。「税金王宮」の奥の間で最も優雅に暮らしながら、「税金ごっこ」を楽しんでいるのは、ほかでもない国会議員なのだ。」

天下り。下「」引用。

「税務署員がやってきて「今後こういうことにならないように、いい税理士を紹介しますよ。ウチのOBなんですが……」とくる。-略-
 つまり、摘発権限のあるところには天下りがあるものなのだ。」

「【ボンボン議員たちが叫ぶ「愛国心」のいかがわしさ】」

保守ならば住基ネットは反対だろうというのは正しいだろう……。彼らは保守ではなく、【国家社会主義】=ヒトラーと同様のイデオロギーをもっている……。

「【大虐殺は本当か? 南京市民に命を助けられたワシのオヤジ】」 下「」引用。

「実はワシとこの南京は浅からぬご縁がある。一○年前に亡くなったウチのオヤジが南京均衡で終戦を迎えたのである。「南京事件」のわずか八年後である。-略-おかげでオヤジと戦友たちは生きながらえ、無事に日本に帰還することができた。つまり、ワシが今ここに存在しているのは南京の人々のおかげなのだ。-略-」

松井石根の免罪ではないかというようなことがが書かれてあった……。wikiでも冤罪が書かれてある……。

著者の父は感謝の気持ちをあらわすために、南京市に桜の木を1千本贈ったという。








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