磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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語り伝えるヒロシマ・ナガサキ第4巻 被爆体験を語り伝える------広島編

2007年01月09日 | 読書日記など
『語り伝えるヒロシマ・ナガサキ第4巻
  被爆体験を語り伝える−−広島編』
      安斎育郎(文/監修)/新日本出版社2004年

どう表現していいかわかりませんが、『語り伝える』ということを意識すれば、もっと違った本になったような気もします……。



被爆者の願いと書かれています。下「」引用。

「ひとりひとりの被爆者に記憶された恐ろしい被爆の体験は、命がつきるとともに失われていく運命にあります。しかし、人間社会は、原爆被爆という非人間的な恐ろしい体験を決して忘れてはならないでしょう。みなさんが、被爆者たちの声に耳をかたむけ、その非人間的な体験をよく理解し、被爆者の心を自分自身の心として、核兵器を地上からなくすために声を上げつづけること−−ヒバクシャたちは、それを心から期待しています。」


「伝えの場」として広島平和記念資料館があげられていました。
ここでは、「ヒロシマ・ピース・ボランティア」の人に解説してもらうこともできるそうです。

「映画『つるにのって』−−ミホ・シボさんの願い」と題して、アニメ映画「つるにのって とも子の冒険」が紹介されていました。

この作品は佐々木禎子さんが登場するファンタジー作品だそうです。

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京都の「世界の子どもの平和像」。
(立命館大学国際ミュージアム提供)


アメリカの少年の「原爆の子の像」の姉妹像を世界につくろうの呼びかけにこたえて、各地に「子どもの平和像」がつくられているそうです。

アメリカの少年たちも、佐々木禎子のことを知ってはじめました。

◆原爆を伝える映画◆
◎『つるにのって とも子の冒険』有原誠治・監督(虫プロダクション) 
◎「ヒバクシャー世界の終わりに」鎌仲ひとみ・監督(グループ現代)
 ・肥田舜太郎さんが登場する、現代の核被害を伝えるドキュメンタリー。
  上映情報ホームページ



このような映画の情報があったら、お伝えくださいませ。m(_ _)m



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