それでも日本は原発を止められない

『それでも日本は原発を止められない－ＩＮ　ＴＨＥ　ＣＲＩＳＩＳ　ＯＦ　ＴＨＥ　ＥＮＥＲＧＹ　ＳＥＣＵＲＩＴＹ　ＯＦ　ＪＡＰＡＮ－』
　　　山名元、森本敏、中野剛志・著/産経新聞出版2011年

この本の著者たちは、原発推進をすすめる人たちです。
もちろん、被災者たちのことは、真剣に考えていません。
つまり、日本国民のことなど考えていない「原子力ムラ」の人たちだと思います。



福島原発災害の実情を知れば、核廃絶は当然でしよう。福島の被災者の人たちに会って話してほしい著者たち。ファシストの思い通りにされることが、人やモノを大切にすることではない。

小出裕章の上司であろう山名元（京都大学原子炉実験所教授）は福島原発被災者にすまないだけで終わりの無責任な御用学者！！！

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「骨折をした患者にダイエットを説く人たち」
－－原子力ムラにとっては、骨折したくらいとは、あきれたものです。
海外では静かなるジェノサイドですね……。

「「原発のコスト」と事故の発生率」
－－しかし、大手メディアも「原子力ムラ」。ずる甘の評価。本当は最初から原発は高い！　というのが納得がいく……。
一度も電気料金はこのことで下ったことがないのだから……。

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「貧乏人がバカを見る」？　それは原発でしたね。「原子力ムラ」の人たちは大もうけ！
今も除染で、「原子力ムラ」は焼け太りの手法で大もうけ！

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有閑マダムと太陽光発電。しかし、原子力ファシズムは、社会を破壊して、作られ、むしばみ続けている……。民主主義の敵である！！！　ファシズムそのものである……。

「「エネルギーでビジネス」は政治と癒着する」　下「」引用。
－－その最たるものが、「原子力ムラ」である。国際原子力ムラまである……。その権威をつくりだす、三文オペラにあきれる……。

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「原子力」が安全保障だと、この本は書くが、テロの標的である。今回の事故でテロが安易にできることが証明された……。

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それに新しいテロが今年わかったと語る人たちもいる。
原発推進テロ。福島の人たちをみれば理解できるという。これは9.11よりひどいものになるだろうと多くの人は考えていることだろう……。

「「脱原発」でも残る使用済み燃料問題」
－－だから、その問題を拡大させる原発推進がいいのか？？？　「もんじゅ」は失敗しかムリだろう。

感覚で語るのか？　科学者たちが……。事故になれば、福島どころじゃないとういうのに、あまりにも鈍感すぎる……。下「」引用。
「それは反対派の人からしてみれば、「一九七○年代につくった拡大路線の幻影を追っている」というふうに見えるかもしれません。「もんじゅ」が問題ばかり起こして本格稼働しないのだから、「もう破綻しているじゃないか」と言う人もいます。
　しかし、私たちの感覚では決して破綻していませんし、昔の拡大路線の幻影はとっくに捨てています。」

もくじ

今の拡大路線＝血税吸血の原発輸出で儲けようと一歩一歩すすめているのではないか？

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そして、輸出している国が、本国でつくらないなんて矛盾だといい、日本国内も推進にもどるつもりであるらしい……。

この本では、テロリストにとって効率的でないという。
－－再処理工場のことを書いているが、人殺しを効率で語るとは……。原発ではかなり効率的でしょう。それに、高圧電圧の鉄条網くらい、テロリストなら、何とかできますよ。原発より、より大きく効率的という輩もいることでしょう。それも、その場の人だけでなく、子孫なども殺し続けますね……。

原子力ムラにとっての、「痛みなし」の痛み分け？　下「」引用。
「そのかわり、国は東京電力を潰さず面倒を見る。要するに、先の津波を「人知を超える天災地変だった」として、事故の関係者全員で“痛み分け”をしようとしていると言えます。」

責任は国民が電力料金と、血税ですませるくせに、何が国と東電の痛み分けだろう？　あきれた論理を展開するのが「原子力ムラ」の特徴。火事場泥棒（除染）まで計画するのが「原子力ムラ」と書く人たちもいる……。

この本とちがい、ドイツが安易にフランスから電気を買うのではないと書く本もある。ドイツでは今年、原発の総発電量よりも、再生可能の総発電量が抜いたという……。

軍事力で平和をつくれるそうです。つくれるのは戦争だけですね。平和は外交という政治力でつくられる。日本にはないといっていいだろう……。

「暴力的な「反核思想」」？？？
－－今、海外メディアでは、静かなるジェノサイドが進んでいるという。この暴力を無視できる神経にあきれるというよりも、ファシストらしい。福島はナチス・ドイツの強制収容所とする外国人もいる。








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