ほるぷ平和漫画シリーズ20 焼跡のうた

『ほるぷ平和漫画シリーズ20　焼跡のうた』
　　　野坂昭如（原作）/吉森みきを（画）/
　　　永島慎二（作・画）/佐藤まさあき（作・画）/
　　　　　ほるぷ出版1984年、1986年2刷

「焼跡のうた」という作品はありません。もし、今度あんなことがあったら、当時よりもひどいものになるのは確実ですね。化学物質が異常に増えました。このPCだって、燃えたら毒物がでるのでは？



もくじ

ほたるの墓　　　　　　野坂昭如（原作）　　3
　　　　　　　　　　　吉森みきを（画）
白い雲は呼んでいる　　永島慎二（作・画）　　129
夕映えの丘に　　　　　佐藤まさあき（作・画）　　195



「ほたるの墓」はテレビやアニメ作品になったものですね。

この漫画では、すこし設定をかえてあります。
学校の教師が生徒に語りかけています。

浮浪児が学校の先生になれるのか疑問だったのですが、以前のニュースでそんなことも可能だったようです。

戦争になれば、飢えて死ぬものも増えますね。
でも、平和といわれている今の東京でも10年間で餓死者240人もいたという。

人々の心は荒廃するか、傷ついてどん底にいますね……。

こんな中で、いじめの問題がうまれるのも仕方がないかも……。

経済戦争、格差戦争……、人を人と思わぬ戦争がおきているようにボクには思えてなりません……。

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人を人とも思わない……。

ジョン・レノンは同じ人間（only people）と歌っているのは、政治家は入らないと友人がいいました。

同じ人間なら、そんなことはできないさ……。

同じ人間でなくなっている人は意外にも多いかも知れませんね……。

権威でしか、人を動かせず。

あきれた行為、言動をし、美化していく……。

情ない……。


「白い雲は呼んでいる」は学童疎開の話です。

劇画調の「夕映えの丘に」は、縁故疎開の話です。縁故疎開にしてもよいわけがありませんね……。

田舎であっても、食べていくのがやっとのころですから……。










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