『原爆十周年忌平和記念
句集 長崎』
柳原一由・編/
平和教育研究集会事務局s30年
この本もずいぶん古いですね。
当時の人の気持ちと今の人では大きく違います。
戦争についての本質などを理解されているのは、
当然、この時代の方たちでしょうね。
今はテレビ・ゲームのように政治家まで、
思っているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2b/6c570cfbc8d29ad39b7cd4e5f7c8d8aa.jpg)
いろいろな思いがあるでしょう。
それを否定することは無意味であると思います。
よい悪いだけではなく、いろいろなことを思う。
それは当然のことだろうと思います。
あの原爆で亡くなっていたら、
その後の苦しみはなかったと考えて、
早く亡くなられてよかったと思う人……。
時代によって、
社会状況も異る。
それは、戦後生まれのボクにもあります。
母が倒れたとき、病院は何カ月しか
いらなれないということはなく、
病院の方たちも今よりずっと親切でした。
医療は発達したといっても、
父の時は、不親切な病院の人たち、
何カ月かすれば、転院してもらわないと、
商売(経営)がなりたたないという。
そして2006年9月7日の、
ケアマネジャーについての
NHKの放送を見ていて、
親が早く亡くなって、
あの時なら、辛い思いをしなくって
よかったと、ただ思いました。
ひどい世の中ですね……。
横道にそれました。すみません。
この本の時代の教師には夢がありました。下「」引用。
「教育の力で世界中の教師が「教え子を再び戦場に送らない。」と強く誓い、原水爆兵器による戦争の恐ろしさを徹底的に知らせ、世界中の母親と、世界中の教師とがかたく手をつなぎ、協力して行く時、戦争は絶対さけられるものと思います。」
句集となっていますが、それだけではありません。
「残された飯」という文章は、
お腹いっぱい食べられなかった当時、
残された飯を食べさせてあげたかった、
親心はボクにもわかることです。
教師として強い思いで戦争を憎しんでおられます。下「」引用。
「戦争をすると、結局ひどい目に会うから、戦争をするな……というのではない。
戦争はしてはいけないものだから、戦争をするな……というのである。
原子爆弾を使おうが使うまいが、そんなことにはかかわりなく、戦争はしてはならぬのである。天使のような子供たちの心に、いきなり深い傷を与えた戦争についても、もう一度考えたい。
原子爆弾の焼跡は、やがて跡型もなく復興するであろうが、この子供らは長い一生、いやされることのない傷を、心に抱いて生きてゆかねばならない。」
こんな教師にならった人たちは幸せのような気がする。
ティーチング・マシーンに習うより……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d0/7f046392797f3da1a53e50915fb52dcc.jpg)
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句集 長崎』
柳原一由・編/
平和教育研究集会事務局s30年
この本もずいぶん古いですね。
当時の人の気持ちと今の人では大きく違います。
戦争についての本質などを理解されているのは、
当然、この時代の方たちでしょうね。
今はテレビ・ゲームのように政治家まで、
思っているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2b/6c570cfbc8d29ad39b7cd4e5f7c8d8aa.jpg)
いろいろな思いがあるでしょう。
それを否定することは無意味であると思います。
よい悪いだけではなく、いろいろなことを思う。
それは当然のことだろうと思います。
あの原爆で亡くなっていたら、
その後の苦しみはなかったと考えて、
早く亡くなられてよかったと思う人……。
時代によって、
社会状況も異る。
それは、戦後生まれのボクにもあります。
母が倒れたとき、病院は何カ月しか
いらなれないということはなく、
病院の方たちも今よりずっと親切でした。
医療は発達したといっても、
父の時は、不親切な病院の人たち、
何カ月かすれば、転院してもらわないと、
商売(経営)がなりたたないという。
そして2006年9月7日の、
ケアマネジャーについての
NHKの放送を見ていて、
親が早く亡くなって、
あの時なら、辛い思いをしなくって
よかったと、ただ思いました。
ひどい世の中ですね……。
横道にそれました。すみません。
この本の時代の教師には夢がありました。下「」引用。
「教育の力で世界中の教師が「教え子を再び戦場に送らない。」と強く誓い、原水爆兵器による戦争の恐ろしさを徹底的に知らせ、世界中の母親と、世界中の教師とがかたく手をつなぎ、協力して行く時、戦争は絶対さけられるものと思います。」
句集となっていますが、それだけではありません。
「残された飯」という文章は、
お腹いっぱい食べられなかった当時、
残された飯を食べさせてあげたかった、
親心はボクにもわかることです。
教師として強い思いで戦争を憎しんでおられます。下「」引用。
「戦争をすると、結局ひどい目に会うから、戦争をするな……というのではない。
戦争はしてはいけないものだから、戦争をするな……というのである。
原子爆弾を使おうが使うまいが、そんなことにはかかわりなく、戦争はしてはならぬのである。天使のような子供たちの心に、いきなり深い傷を与えた戦争についても、もう一度考えたい。
原子爆弾の焼跡は、やがて跡型もなく復興するであろうが、この子供らは長い一生、いやされることのない傷を、心に抱いて生きてゆかねばならない。」
こんな教師にならった人たちは幸せのような気がする。
ティーチング・マシーンに習うより……。
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