磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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シリーズ世界のお祭り1 イースター

2009年10月06日 | 読書日記など
『シリーズ世界のお祭り1 イースター』
   ジュリアン・フォックス(著)/
     小野一郎(訳・解説)/同朋舎1989年

イースターのお祝い。下「」引用。

「イースターは、十字架にかけられて命を落とした、主イエス・キリストが、預言どおり復活し、ふたたび弟子たちのまえに姿を現わしたことを喜び、祝う、キリスト教のお祭りです。
 この日、ヨーロッパをはじめアメリカ、オーストラリアなど、キリスト教徒の多い国々では、会社や学校はすべてお休みとなり、人びとは、家庭や教会で楽しいひとときをすごすことになっています。-略-」



春を祝うお祭りでもあるという。
最初はキリスト教のお祭りではなかったという。女神エストレ。下「」引用。

「-略-また、古代ローマ人は春の神をアッティスと呼んでいました。
 そして、北ヨーロッパではエストレと呼ばれ、春になると世界にふたたび生命を運んでくるといわれました。実はこ、この女神の名がもとになって、イースターという言葉ができたのです。」

キリスト教が伝わり……。下「」引用。

「なかでも、春をつかさどる神エストレをたたえるお祭りは、十字架にかけられて死んだイエスが3日目によみがつたことを祝う、復活祭という、キリスト教のもっともたいせつなお祭りに姿を変えました。
 動物をいけにえにするかわりに、ニワトリの卵を交換しあう習慣が生まれ、太陽をあがめるための大きなたき火の儀式はなくなり、そのかわ、神の言葉を広める天の光のシンボルとして、かがり火やローソクの火が灯されるようになりました。」

イースターの日を決める。下「」引用。

「キリスト教がヨーロッパに伝わってしばらくのあいだイースターの日は、教派によってまちまちでした。
 そこで、4世紀のはじめ、世界じゅうのキリスト教の代表者がは集まって会議を開き、イースターの日を統一することになりました。その結果、イースターは、春分の日が終わって、はじめて満月になった、すぐあとの日曜日にすることに決まりました。
 そして、現在も、この決定にしたがって、イースターのお祝いがおこなわれているのです。」

「シュロの日曜日」 下「」引用。

「エルサレムの人びとは、シュロの葉を敷いて、イエスをでむかえました。-略-
 ところで、シュロは、もともと南国の木なので、ヨーロッパ北部など、寒い土地では育ちません。そこでイギリスでは、シュロのかわりに、イチ イやヤナギなどの小枝を使います。
 この日は、教会だけでなく、各家庭でも、これらの木の枝を使って飾りつけをすることがあります。
 また、ヨーロッパのなかでも、比較的暖かいスペインではシュロがよく育つので、この日にはシュロをふんだんに使った、はなやかなパレードを見ることができます。
 また、イスラエルの主都エルサレムでは、イエスが通った道をなぞって行進がおこなわれ、西ドイツでは、聖職者がロバに乗って教会にむかうなど、さまざまな習慣が世界じゅうで見られます。」

「●洗足の木曜日」 下「」引用。

「イエスは、12人の弟子たちの足を洗い、神の教えを実行してみせました。」

「●受難の金曜日」

「●復活の日」 下「」引用。

「そのとき、はじめてマリアは天使から、イエスがよみがえったことを聞かされました。この奇跡的なできごとは、イエスが神の子であるなによりの証拠であり、イエスの教えを信じるキリスト教徒にとってはなにものにもかえがたい、喜びにみちたできごとなのです。
 悲しみに満ちた受難の金曜がおわり、イエスの復活を祝うイースターをむかえる人びとの喜びの大きさは、計り知れません。-略-」

「●イースターの月曜日」 下「」引用。

「その翌日の月曜日は、昔から野外でスポーツやゲームをして楽しむ日と決まっています。-略-
 ところで、子どもたちにとって、この日の楽しい遊びといえば、なんといっても「卵ころがし」でするゆで卵か、木でつくった卵を頂上からころがし、だれの卵がいちばん早く、遠くまでころがるかを競争するのです。」







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