磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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なぜ核はなくならないのか 核兵器と国際関係

2008年05月17日 | 読書日記など
『なぜ核はなくならないのか 核兵器と国際関係』
   山田浩、吉川元・編/法律文化社2000年

なぜなくならないのか?
--それは商売になっているからだと思う……。



核兵器は、人類を幸福にしたのか?
--幸福を考える世の中ではなく、あくまでも拝金主義の世の中……。

アインシュタインが、アメリカを拝金主義の1次元の世界といったのはうまく表現したものだと思う。

もし儲からないのなら、彼らはやめただろう……。

金があれば巨費を投じて、『原爆神話』をつくることだってできるのだ!

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イデオロギーの対立とすぐに東西冷戦をとるが、それ以前の歴史も考えてもらいたいものだ。
ソ連と米国は組んで、日本やドイツを倒したのだ……。

中国とソ連だって紛争はあったはずだ……。
アメリカと英国だって戦争をしたことがないとでも思っているのか……。

原爆神話も書かれてありました。下「」引用。

「これらの論点を無視して、日本侵攻作戦では多数の人が死んだはずであり原爆はそれらの命を救った、とは主張できない。「百万人神話」は「神話」である。」

「神話」は科学的でないという意味で使用されている。
「神話」には民俗学的価値があったりする。その価値さえも、「原爆神話」にはない。

--ただの事実誤認でもない、核の脅威による脅し……。
それを正当化する偽善者たち!


核兵器保有は憲法違反ではないと岸信介首相。下「」引用。

「日本政府も、核兵器開発能力を持ち、核兵器の保有を必ずしも違憲ではないとの立場をとりながらも(1957年5月7日・参議院内閣委員会での岸信介首相の答弁)、そのようなオプションを現実的なものとして考慮したことは一度もなかった。」


イスラエルの初代首相ダヴィッド・ベングリオン(David Ben-Gurion)は、米国のトルーマン(Harry S. Truman)政権、次ぎのアイゼンハワー(Dwight D. Eisenhower)政権にイスラエルと正規の同盟関係を結んで「核の傘」を提供してくれるように要請。

アメリカは拒否、それで自国で開発したという。

--アメリカはイスラエルに高く売ったんじゃないか?
--そう思うのはボクだけでしょうか?
でも、インドの影にはアメリカがあった……。

平和ランキング】というのが書かれてありしまた。

これは国だけでなく、市町村単位でも出してもらいたい。
これによって、国連の納税を決めたらおもしろいでしょうね。
--もちろん、平和度の低いところは、高納税してもらいましょう……。
環境破壊もされることでしょうし……。







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