磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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隠されたヒバクシャ 検証=裁きなきビキニ水爆被災

2008年02月23日 | 読書日記など
『隠されたヒバクシャ
   検証=裁きなきビキニ水爆被災』
     グローバルヒバクシャ研究会(編・著)/凱風社2005年

日本でも悲しいことに、お金があれば何でもできると思っている人たちが多いという……。



お金によって口封じをする。それはスリーマイル島事故のときもあったという。下「」引用。

「償いといえば、金銭の支払いが想起されよう。しかし金銭は責任を回避する手段として支払われたり、金銭の流入で地域社会が混乱することもある。そのことは本書で述べる。」

この本はビキニ水爆被災を封印してならないと、「グローバルヒバクシャ研究会」を創設。

“高貴な野蛮人”との表現がありましたが、どうみても「野蛮人」だとボクも思います。高貴とは思えませんが……。傲慢なならわかりますが……。

ゴーギャンはそれを見抜いていたといっていいと思います。下「」引用。

「同じ年に書いた覚書(「カトリック教会と近代」)に、ゴーギャンはこう記した。
「私には、政府という政府はばかげたものにみえる。信仰という信仰は、すべて偶像崇拝だ。たとえ人間には、馬鹿になる自由があるにしても、人間の義務は、そうならないことだ」(ゴーギャン『オヴィリ』岡谷公二訳、みすず書房、一九八○年)」

そして、50年後、「核兵器への信仰」「きのこ雲への偶像崇拝」、「核時代における植民地主義」の実行がなされたという。

レコジ・アンジャインが、「水爆死第一号」といわれているという。
--その理由は、米国立衛生研究所(NIH)の同じ病室に、ジャーナリストのスチュアート・オルソップがいたという……。

『最後のコラム』1976年で、レコジのことを最初の被災者と書いた……。
それは久保山さんの死は数に入れられていなったそうだ……。
そして、スチュアート・オルソップは、ガン病棟から帰還できなかった……。
伝説も訂正されなかったという……。


--日米の政府は政治決着した。
そして、マグロを食べた人などの潜在的被曝者は調査されず。
そのマグロを食べたなかには、台湾やその他世界に存在しているという。

アメリカ政府 : 水爆による犠牲者を認めず、放射能に起因する病気を軽視。
日本政府 : 放射性降下物の影響を軽視、無視。

共産党のプロパガンダとしたがるアメリカ。
しかし、日本共産党は予見すらできなかったという。

また、マーシャル諸島の被曝者たちも差別を受けているという。






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