磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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社会教育-月刊社会教育- 2011-5

2012年08月10日 | 読書日記など
『社会教育-月刊社会教育- 2011-5』
    谷口郁子・編/国土社2011年

特集名 平和創造の行動と学習/社会教育入門 2



「平和のための学習--ひとりひとりが平和な日本をつくる主体になるために」藤田秀雄。下「」引用。

「-略-これらを通して、多くの日本人は平和の問題についても、あらたな展望が開けるのではないかと期待した。しかし、翌年六月、鳩山は、政治資金問題と普天間移設問題で退陣し、小沢は幹事長を辞任した。かわって菅政権が誕生した。この政権交代にはアメリカ側の鳩山、小沢に対する強い圧力が働いていたと考えざるを得ない。
 菅政権は、これほど厳しい財政状態であるにもかかわらず、「思いやり予算」の五年間継続をアメリカと約束した。
 北朝鮮、ロシアとの対立ははげしくなっており、そのなかで、アメリカは、日米同盟の深化を要求している。それは自衛隊の参戦である。
 このような、深刻な状況に直面し、わたしたちには、あらたな行動を生みだす、あらたな学習が要求されていると思う。それは、グローバルな視点で、平和のための基本的課題と方向をふまえた、しかも実践的な学習である。-略-」

「忘れ去られた記憶を取り戻す --強制連行犠牲者の遺骨発掘と奉還」殿平善彦。

「大震災と原発事故を予言した映画」西村雄一郎(映画評論家)。下「」引用。

「その原発の放射能漏れを予言した映画が「チャイナ・シンドローム」(七九年)である。題名は原発事故の最悪のものを指し、もし事故が起これば、その余波は地中に貫き、アメリカの反対側の中国にまで及ぶという意味である。-略-
 福島原発事故は、一九七九年三月二八日にアメリカで起きたスリーマイル島の原発事故によく似ていた。実はこの映画の公開直後に、スリーマイル島の事故が起こり、映画は大きな話題を呼んで大ヒットした。この映画のプロデューサーはカメラマンを演じたマイケル・ダグラス。時代を読み取る敏感さは驚異的だ。映画は未来を予言していたのである。-略-」

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