磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊文春 2012年4月12日号

2012年05月17日 | 読書日記など
『週刊文春 2012年4月12日号』
   島田真・編/文芸春秋2012年

特集名 さらば、民主政権!衆院選「全選挙区」緊急予測



「「危険な癒着」を告発する! 電力会社と御用学者 地質 地震 「危険な癒着」を告発する! なぜ活断層の上に原発は作られるのか 津波より怖い」 下「」引用。

「再稼働をめぐり改めて問われる「原発は大地震に耐えられるのか」。幾つかの原発が活断層の間近に建設・稼働されてきた裏には、「安全」のお墨付きを与えてきた“御用学者”の暗躍があった。業者による恫喝、「活断層カッター」の重用--。危険すぎる癒着の実態を暴く。-略-」

「「月夜の晩とは限らない」と恫喝」 下「」引用。

「当時、活断層の存在を指摘し続けたある学者は、電力会社の関係者に、
「毎日、月夜の晩とは限りませんよ」
 と脅かされたことを鮮明に覚えている。
「外国に出張するとき、ある電力会社の人が突然『お餞別です』と、熨斗袋のようなものを渡してきたこともありました」(同前)
 前出の松田氏が続ける。
「私が既に立地の決まっている原発周辺の活断層について注意を促しても、最終報告書には『不確実で、証拠はない』とされ、反映さけれませんでした。『お前が活断層と言うか言わないかで建設費用が何十億、何百億円違うんだぞ!』と地質コンサルタントの人から言われたこともありました」」

“活断層カッター”=衣笠善博。下「」引用。

「ルポライターの明石昇二郎氏が解説する。
「国と電力会社は、活断層の長さを少しでも短くしようとする。そのために、御用学者を動員して、長い断層をいくつかに分断させたりもしたのです。
 そこで重宝されたのが、役人出身で“活断層カッター”の異名を持つ衣笠善博氏でした」

「福島第一の耐震評価も担当」衣笠善博。下「」引用。

「さらに○九年六月。福島第一・第二原発の安全性を吟味する小委員会では、将来的な大津波の危険性が指摘されていた。だが、衣笠教授は、それを無視し、周辺の断層を短く評価することにこだわって、いたずらに会議を空転させたという。結果として大津波対策は盛り込まれなかった。
 こうした批判に対して、当の衣笠氏はどう答えているのだろうか。
--あなたが「安全」と評価してきた原発で事故が相次いでいますが。
「あの、その件に関しましてはね、いろんなことがあるのでは、取材に一切応じていないので」
--あなたには責任があると思うのですが。
「いや、あの、いろんな問題がありますので」
--どんな問題ですか。
「申し訳ございませんが、失礼ささせていただきます」

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東電の元シロウト社長。下「」引用。

「九九年から二○○二年まで東電社長を務めた南直哉氏に直撃すると、
--原発の安全性に関して活断層の見直しをする必要があるのでは。
「私みたいなシロウトに訊くなんて全くのナンセンスだと思いますけど!」
 南氏は、柏崎刈羽原発、福島第一・第二原発の点検記録改竄事件の責任を取って、社長を辞任した人物だ。それが「シロウト」と言い放つ無責任さ--。」

今後も怯え続ける日本国民。下「」引用。

「電力会社、国、御用学者が「危険な癒着」関係を結び、推し進めてきた原発建設。このまま原発の安全審査や再稼働を彼らに委ねてしまえば、日本人は「原発直下地震」の恐怖に今後も怯え続けることになる。」

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「原発テロは検討の必要なし 細野原発担当相の「資質」を問う!」 下「」引用。

「そして最後に、細野氏は、「原子力発電所へのテロ・ゲリラ攻撃は現実性がなく、可能性も少ないので、ほかの検討をするべきだ」
 と発言した。
 その結果、原発テロに関する議論はストップした。また民主党の部会でも、原発テロの重大性を認識させなかったのである。-略-」

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