磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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新・創作えぶんこ シロとたけし

2009年04月24日 | 読書日記など
『新・創作えぶんこ シロとたけし』
   山本典人・著/金の星社1986年

動物(犬)が戦争で殺される話です。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「いやだ、シロとわかれるなんて…

ある日、たけしの いえに
へいたいが やってきて
いいました。
「せんそうちゅうに いぬを
 かうのは ぜいたくだ。
 いぬは ころしてしまえ」
たけしは、きょうだいのように
そだった シロを
たすけようと して……」


「あとがき」に書かれてあります。下「」引用。

「数年前のことです。担任している子どもの母親、中川美年子さんから「太平洋戦争のころ、東京の下町で、犬が兵隊に殺されるのを見た」という話をうかがいました。
 以来、いろいろな集まりで、この事実を紹介してきました。それが、東京都教職員組合に伝わり、スライド用のお話をつくるきっかけとなりました。
 わたしは、現場の調査に出かけ、取材を重ねました。たくさんの犬が、殺されていました。でも、中川さんのような目撃者には、他に、めぐりあえませんでした。当時、東京の下町の、ほとんどの子どもたちは、疎開していたのです。残っていた子どもたちは、東京大空襲でなくなっています。中川さんは、猛火の中を逃げのび、この話を、わたしに伝えてくれました。-略-」

スライドからつくられたという……。下「」引用。

「★この新・創作えぶんこ『シロとたけし』は、東京都教職員組合の企画によるスライド「シロとたけし」(64コマ・16分)をもとにつくられました。」







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