磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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観光コースでない広島-被害と加害の歴史の現場を歩く-

2012年08月10日 | 読書日記など
『観光コースでない広島-被害と加害の歴史の現場を歩く-』
   沢野重男、他・著/高文研2011年

図書館の説明文。下「」引用。

「原爆ドーム、原爆の子の像、平和公園をはじめ、広島に今も数多く残る“時代の痕跡”。その現場を、この地に住む著者たちが案内し、歴史と現状を伝える。」



ノーモアヒバクシャ。下「」引用。

「「フクシマとヒロシマはヒバクという点では同じ」という声も上がる。被爆地ヒロシマからは、「核兵器のない世界のために」の声に、「核被害のない世界のために」の声を重ねて、ノーモア・ヒバクシャといっそう強く叫ばなければならないのではないか。」

高暮ダム朝鮮人犠牲者追悼碑と碑建設運動」

「せこへい」と吉永小百合。下「」引用。

「全国各地から、子どもたちの平和の夢に期待する、サポーターの声も聞こえてきた。たとえば、女優の吉永小百合さんは「もうすぐ二一世紀です。平和を願う皆さんの夢と希望をのせて『せこへい』は生れます」というメッセージを寄せてくれた。-略-」

「核と放射線--さくら隊の人々」

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リフトンに困ると秋葉。下「」引用。

「-略-ことは単純に、一面的ではないかの、秋葉はアメリカ人の自己中心性に被爆者に投影されていると言う(『人間の心ヒロシマの心』三友社出版、一九八八年、四九ページ)。科学で精神医学的な手順でしかも文学的でもある記述できれいな構成の、そして読みごたえのある、きっぱり断定したリフトンの解釈がよどみなく連続し並べられる。だが、奇妙な感じが残る。-略-」

「今も昔も海軍のまち・呉」是恒(これつね)高志。

「地図から消された毒ガスの島・大久野島」山内正之。

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「基地のまち・岩国」 下「」引用。

「岩国市は山口県の東端・広島県に隣接する人口一四万七千人弱ほどの市で、日本三奇橋の一つ錦帯橋が有名だ。-略-経済的にも文化的にも広島圏内にあるといっても過言ではない。広島での原爆被害者も多く、二○一○年三月の原爆手帳所有者数がせ一一五六名。これは人口の約○・八%にあたる。」








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