磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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公害を忘れない イタイイタイ病

2006年08月18日 | 読書日記など
NHK2006年8月17日(5月24日の再放送)
福祉ネットワーク

公害を忘れない
イタイイタイ病


イタイイタイ病患者の認定は現在2名だけだという。

若い弁護士たちがイタイイタイ病を、
風化させてはいけないと立ち上がったという。

【清流会館】
・イタイイタイ病に関する展示室(世界唯一)
 小中学校の見学、昨年は一校のみ。
 倉庫に資料がいっぱいあるという。

【当時を振り返る】
・診察中にポキポキ骨が折れた。
 原因は、重金属・カドミウム

【昭和46年 勝訴】
日本初の被害者勝訴。

【聴き取り調査】
・患者の遺族からの聴き取り
・認定患者、2人だけ

 荻野病院、Nさん[認定患者]
・公害医療手帳を肌身離さず。



【現代】
・骨がもろくなるのを抑える薬がある。
しかし疼痛を抑えるのは無理で、湿布薬を
常時使用しているという。

【現在も申請されている】
・体に蓄積されたカドミウムが原因。

【認定されない患者】
・Mさん
義理の母もイタイイタイ病。
・青島医師
 専門的に診れる数少ない医師

【患者の認定】


申請は却下。
骨をとって検査する方法がある。
しかし、痛いため拒否。

何人も認定をあきらめる患者がいるという。

ここ5年で、4人の認定のうち3人は死亡後解剖して認定。

【カドミウム】
・腎臓障害 7~8割
   ↓
悪化して、
イタイイタイ病

腎臓からカルシウムやリンが出ていく。
中高年に多い病気。
イタイイタイ病になると寿命も短くなる。


【公害のない鉱山をつくっていくことが大切】
・アジア地区で、イタイイタイ病が起きているという。
・環境技術を輸出していく。




イタイイタイ病でも認定が問題のようですね。



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