磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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アシモフ 原子の内幕 百万人の核物理学入門

2008年11月10日 | 読書日記など
『アシモフ 原子の内幕 百万人の核物理学入門』
   アイザック・アシモフ(著)/
     佐々木宗雄(訳・解説)/学習研究社1966年

古い本です。ネットで検索してみると、数値なども変わっています。



百二種類の原子でこの世界はつくられているという……。下「」引用。

「しかしそれをつくっている原子の種類となると、今日知られているものはわずかに102種類である。たった102種類。これだけで何百万何千万というちがったものがつくられている。」

goo wikipedia】では違うことが書かれてあります。

中性子がないと……。下「」引用。

「核が、1個以上の陽子をもっているばあいは、かならず同時に、いくつかの中性子をもっていなければならいな。中性子がないと、陽子がうまくひとかたまりにならないのである。」

半減期は半分であっても、残った半分は……。下「」引用。

「ウラニウムの半減期は45億年と計算されている。どのウラニウム片も、半分になるには45億年もかかるのである。そうすれば半分の半分になるには、さらに45億年かかる。」

中間子とは……。下「」引用。

「2次放射線には、すごいエネルギーをもつものがある。中間子という名の素粒子だ。その質量は電子の200個分ないし300個分あるが、それでもまだ陽子や中性子に比べるとはるかに小さい。」

湯川秀樹の研究成果。下「」引用。

「日本の科学者湯川は、原子核の中で陽子と中性子がどんなふうにしていっしょになっているか、を説明した。かれは、中性子と陽子のまわりには、より小さな微粒子があって、それが原子核を1つにもとめているのだと説明した。
 それから1年か2年ののちに、中間子が発見された。」

サイクロトンのことも書かれてありました。

1934年フェルミは、ウラニウムに中性子をあてる実験をした(中性子反応)。
ウラニウムより原子番号が1つか2つ上か下のものだろうとフェルミは予測したが、そうでなかった……。

1939年、ドイツのリーゼ・マイトナー、原子核を真っ二つにした。
素粒子が2、3飛び出したのとは大きく違ったという。


原爆の場合、「放射性降下物--いちばんおそろしいもの」と書かれてありました。








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