【コミック】君がくれた太陽 ＫＣデラックス

『君がくれた太陽　上　ＫＣデラックス』
　　　松尾しより・著/講談社2008年

『君がくれた太陽　下　ＫＣデラックス』
　　　松尾しより・著/講談社2008年

主人公は福屋の店員で、兄は資産家……。
福屋とは、デパートで、デパガは女の子たちのあこがれの職業だったという。

そこに、毎週ネクタイをかいにくる体が不自由な人……。
でも、八百屋を経営している。

だけど、家柄がちがうと反対されるが、結婚する二人。
「戦争は究極の差別」ですね……。

生まれてきた男の子も足が悪い。

だけど、命を愛する夫。
レンガづくりの壕をつくってくれる。
そのレンガづくりの壕が、原爆から妻と、次女を守ってくれたという……。

長女は特攻隊員との恋愛……。
しかし、生き残るのは特攻隊員……。

戦争中、福屋は迷彩色にぬられていたという。

なかなかの力作であり、差別と闘うことだけでなく、深い愛情をメインにしているところが、よかったです。

でも、大人の漫画です……。

外国の映画なら、Rがつけられるかもしれませんね……。
だからといって、問題があるわけではありませんよ。

実写版で【映画】化してほしい作品でもありました。






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