二酸化炭素温暖化説の崩壊 集英社新書 ０５５２

『二酸化炭素温暖化説の崩壊　集英社新書　０５５２』
　　　広瀬隆・著/集英社2010年

……広瀬隆の場合は、この本もボクが知らなかったことが多く書かれてあった……。ボクは完全に理解できたわけではない……。
IPCCはデータ改竄までしているという……。これでも続けれていられるのが不思議でならない。



気温が下がっているという……。下「」引用。
「イギリスのＢＢＣ放送をはじめ、全世界で気温が下がっていると大きく報道されているにもかかわらず、日本の新聞とテレビがまったくこのグラフを出さないからである。－略－」

IPCCの性格。下「」引用。
「IPCCの性格を知るには、このように長期的に彼らの行動を観察し続け、古いデータを上書きせずに保存しておくことが必要だ、というのが教訓である。データそのものが大幅に変わる数字を使って、スーパーコンピューターで一○○年後の将来を「精密に」シミュレーションしたと騒ぐことは、奇妙である。」

「貝塚が実証した関東地方の縄文海進」。

「【図17】地球が太陽のまわりを回る軌道の周期的な変化」



「【図18】地球の地軸の傾きの周期的な変化」
「【図19】地軸の歳差運動」なども、気温に影響をあたえそうだ……。

黒点と宇宙線。下「」引用。
「黒点が増えると、雲の量が減る、雲が減ればあったかい、という明快な事実が分る。そこでスヴェンスマルクは、その理由として、「太陽が活発化すると、噴出する太陽風（プラズマ）が強まり、その太陽風によって地球に降り注ぐ宇宙線にさえぎられる。宇宙線が減ると、雲が減り、地表の温度が上昇する」と説明した。」

関東・関西の「ヒートアイランド」についても書かれてありました。

「冬のヒートアイランド」東京が1位、2位札幌、3位帯広。

原発の悪影響……。下「」引用。
「広島の原爆は一瞬で焼き尽くして跡形もなく消し、一四万人の命を奪ったが、それが毎日一○○個であればどうなるか。これで海の生態系がこわれないはずがない。誰にでも分ることだ。」

二酸化炭素より、原発の方が大きな問題だろう……。

エネルギー効率をあげた石油、石炭、ガスの火力発電。原発の1.5倍だという。さらに、ガス・コンバインドサイクルという一層すぐれた発電法があるという。

燃料電池が将来有力……。







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