『DAYS JAPAN 2011-6』
広河隆一・編/デイズジャパン2011年
特集名 日本の原発
「私たちは福島の子どもを守れるのか」 下「」引用。
「マスメディアの福島についての報道は落ち着きを見せ始めている。しかし、福島第一原発の状況はなんら好転する兆しはなく、そのさなか文科省によって学校の校舎、校庭利用の基準値が年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げられた。-略-11年5月2日、参議院会館で行われた「年間20ミリシーベルト」撤回を求める対政府交渉で親たちの質問に不自然な答弁を繰り返す厚労省、文科省、原子力安全委員会の担当者に、5児の母が福島県の校庭の土を差し出した。その土を計測するとガイガーカウンターは毎時30マイクロシーベルトの値を示していた。」
「浜岡からに脱原発へ」
「原発は人々の力で止まる 人々が建設中止を勝ち取った原発1 珠洲(すず)(石川県珠洲市)」
「母乳からも放射性物質を検出」
「福島第一原発の事故報道をめぐる週刊4誌の姿勢を点検!」 下「」引用。
「特に注目すべき発行部数上位4位を占める出版社系の週刊4誌(部数の多い順に「週刊文春」「週刊新潮」「週刊現代」「週刊ポスト」)が事故の危険度の評価をめぐって真っ向から対立したことだろう。事故を深刻に受け止めて警鐘を鳴らしまくった(または危機感を煽った)のは「週刊現代」(講談社)と「週刊文春」(文藝春秋)。放射能の危険性を過小評価して冷静な対応を呼びかけた(または鈍感ぶりを発揮した)は「週刊新潮」(新潮社)と「週刊ポスト」(小学館)だ。-略-」
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★頓珍漢大賞★受賞・週刊新潮。下「」引用。
「-略-北海道大学大学院・奈良林直教授のくだらない談話を載せ、〈今、風評に躍らされている人たち自身、かつて被曝しているのである。そう思えば、少しは冷静になれるのではないか〉という珍説を開示するのである。「新潮」は頓珍漢大賞に決定だ。」
ご隠居の花見、週刊新潮。下「」引用。
「「週刊新潮」はもともと、すべての事象に対して高見の見物を気取る「ご隠居の花見酒」的なところがあり、「週刊ポスト」はもともとセクハラを詳述したエロ記事に仕立てるような小ずるいやり方が得意だった。
その「新潮」や「ポスト」も事故がレベル7に認定された頃から微妙に論調を変えてきた。福島の状況はいっこうに好転せず、東電批判はいまや「世論」だからである。金の切れ目が縁の切れ目か。みんなで渡れば怖くないのか。報道もまた初動の失敗が後で響いてくるのである。」
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★お粗末大賞★受賞・週刊ポスト。下「」引用。
「-略-同誌の小賢さは「本誌は」という主語を用い「本誌が指摘したことは正しかった」等の自己中な(しかし無内容に)記事を量産した点にも表れている。-略-」
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広河隆一・編/デイズジャパン2011年
特集名 日本の原発
「私たちは福島の子どもを守れるのか」 下「」引用。
「マスメディアの福島についての報道は落ち着きを見せ始めている。しかし、福島第一原発の状況はなんら好転する兆しはなく、そのさなか文科省によって学校の校舎、校庭利用の基準値が年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げられた。-略-11年5月2日、参議院会館で行われた「年間20ミリシーベルト」撤回を求める対政府交渉で親たちの質問に不自然な答弁を繰り返す厚労省、文科省、原子力安全委員会の担当者に、5児の母が福島県の校庭の土を差し出した。その土を計測するとガイガーカウンターは毎時30マイクロシーベルトの値を示していた。」
「浜岡からに脱原発へ」
「原発は人々の力で止まる 人々が建設中止を勝ち取った原発1 珠洲(すず)(石川県珠洲市)」
「母乳からも放射性物質を検出」
「福島第一原発の事故報道をめぐる週刊4誌の姿勢を点検!」 下「」引用。
「特に注目すべき発行部数上位4位を占める出版社系の週刊4誌(部数の多い順に「週刊文春」「週刊新潮」「週刊現代」「週刊ポスト」)が事故の危険度の評価をめぐって真っ向から対立したことだろう。事故を深刻に受け止めて警鐘を鳴らしまくった(または危機感を煽った)のは「週刊現代」(講談社)と「週刊文春」(文藝春秋)。放射能の危険性を過小評価して冷静な対応を呼びかけた(または鈍感ぶりを発揮した)は「週刊新潮」(新潮社)と「週刊ポスト」(小学館)だ。-略-」
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★頓珍漢大賞★受賞・週刊新潮。下「」引用。
「-略-北海道大学大学院・奈良林直教授のくだらない談話を載せ、〈今、風評に躍らされている人たち自身、かつて被曝しているのである。そう思えば、少しは冷静になれるのではないか〉という珍説を開示するのである。「新潮」は頓珍漢大賞に決定だ。」
ご隠居の花見、週刊新潮。下「」引用。
「「週刊新潮」はもともと、すべての事象に対して高見の見物を気取る「ご隠居の花見酒」的なところがあり、「週刊ポスト」はもともとセクハラを詳述したエロ記事に仕立てるような小ずるいやり方が得意だった。
その「新潮」や「ポスト」も事故がレベル7に認定された頃から微妙に論調を変えてきた。福島の状況はいっこうに好転せず、東電批判はいまや「世論」だからである。金の切れ目が縁の切れ目か。みんなで渡れば怖くないのか。報道もまた初動の失敗が後で響いてくるのである。」
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★お粗末大賞★受賞・週刊ポスト。下「」引用。
「-略-同誌の小賢さは「本誌は」という主語を用い「本誌が指摘したことは正しかった」等の自己中な(しかし無内容に)記事を量産した点にも表れている。-略-」
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