風と風車のはなし－古くて新しいクリーンエネルギー－

『風と風車のはなし－古くて新しいクリーンエネルギー－　気象ブックス　０１９』
　　　牛山泉・著/成山堂書店2008年

風力発電にも問題はあります。しかし原発とは大きくちがいます。
隠蔽して、神話をつくりあげてしまうものは、解決方法も見いださないでしょうね……。



「強風による風車事故」　下「」引用。
「わが国における風力発電史上、強風による最大の被害を発生したのは、平成15年（2003）9月11日の台風14号による、図3-2に示すような、沖縄県宮古島における複数の風車のとうかいブレードあるいは飛散事故であった。」

地図記号。下「」引用。
「－略－国土地理院では「風車」の新しい地図記号を導入し、そのデザインを小中学生から募集して地図に対する理解を深めてもらうこととなった。」

「デンマークの風力発電は100年以上の歴史」　下「」引用。
「一般に風力発電のパイオニアはデンマークのP・ラクールであるというのが定説になっている。彼は物理学者で、エジソン以上の高性能電信システムを発明し「デンマークのエジソン」と呼ばれる著名人であった。－略－」

野生保護団体と共同作業。下「」引用。
「一方、風力産業と野生保護団体による共同作業でも鳥の事故を抑止する動きも注目される。たとえば、カリフォルニアの巨大なウィンドファームであるサンフランシスコ郊外のアルタモント・パスでは、管理者が渡り鳥の頻繁に通る時期に風車を停止し野鳥の安全を図ることを認めているのである。
　今後は、陸上においても洋上においても、きちんとした環境アセスメントに基づいて風力開発を進めることが不可欠である。破壊された環境は回復が困難であり、失われた鳥の命は戻らない。」







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