磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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059 花の命は短くて

2008年01月05日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


三、なんて! すてきな世界




059 花の命は短くて


「あるわよ、わたしの世界でも、場所はきっと同じよね」

オカネスキーはさらさらと地図を書いてくれた。その地図では、屋敷内のほうが複雑である……。

でも、茜のいる世界と同じであったので、困ることはない。

茜はコンビニに行くと、
「いらっしゃいませ!」
男の高い声がきこえる。

やっぱり、化粧しているわよ。
--なかなかの美少年。

こちらの世界にもジャニーズはあるのかしら。
--そうしたら、女の子たち熱狂していることだろうなあー。

缶コーヒーをボックスに入れるため年配の男が立ち上がった。あらあら、あのおじさんは、とても美しいとはいえないわ。男にも“花の命は短くて”なんて、思うのかしら……。ああ、ここの世界では、当然思うわけよね。

なんか男の人があわれに思えた。観賞用動物って感じがするのである。

もしかしたら、私の世界では女性がそんなふうに思われているのかしら、どっちにしてもイヤなことよね……。

カウンターにいる男たちはひそひそ話をする。

「あの女、いったい、何かしら、お化粧しているし、スカートなんてしているよ」

「ああいう、若いのが増えているとは聞いたことがあるけれど、あそこまで過激なのは、見たことがなかったな」

「危ないかもね……」

「そうよ、きっと、過激なオナベさんなのよ」

「そう、気をつけましょう」

「本当、コンビニは強盗もくるし、何でもくるわね」
と、店長と書かれた名札をつけた年配の男はいった。

「何をこねこね、しゃべっているのかしら、男のくせに! 感じが悪いよ」

そうか、ここでは女は男だし、男は女の文化を持っているのだから、おしゃべりは男の特権なのかもしれない。








閑話休題

男のしゃべりはみっともない!

昔はそういわれたものですね。

ボクは小さな時、

お菓子のカンカンをひきずって、

近所で世間話。

そして帰るときのあいさつが、

「男のしゃべりはみっともないから、

ほな、帰るでえ~♪」

だったそうです。

実によくしゃべる子だったらしい。

それと、

「男は黙ってサッポロビール!」

というのが好きだったらしい。

渋いね!?

--そう思っていたらしい。










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