磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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「談合業務課」現場から見た官民癒着

2009年01月13日 | 読書日記など
『「談合業務課」現場から見た官民癒着』
   鬼島紘一・著/光文社2005年

この著者はどのような人なんだろうか?
--どうも、よくわからないことが多い。
このままではよくないのは理解できるが……。



帯に書かれてあります。下「」引用。

「著者は元大林組課長
汐留、丸の内、六本木ヒルズ…
最先端の超高層ビル建設をなぜ、
「大林組」は相次いで独占できたのか!?」

■目 次■
プロローグ 談合はなくならない  10
第一章 談合秘録
 歴史的背景  47
 談合のドン・平島栄  54
 大物政治家の介入  64
 逼塞(ひっそく)と強運  71
第二章 「一兆円不正入札」
 前哨戦  119
 汐留  143
 品川  177
 外資の脅威  200
 錦糸町、みなとみらい  206
 旧国鉄本社、八重洲北口  222
 発覚  244
第三章 談合専門部署
 官民談合  265
エピローグ 偽りの摩天楼  298
あとがき  309
参考文献  318

三菱などの一流企業が……。下「」引用。

「大林組の悪巧みに乗じて土地を不当に安く手に入れた企業は、皆日本の一流企業ばかりである。汐留で落札した電通は広告業界の雄であり、品川で落札した三菱グループは日本の基幹産業を担う代表グループである。東京駅前の旧国鉄本社跡地を共同で落札した三菱地所は同じグループに属し、日本生命は日本最大の生保である。」

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巨額の金が……。下「」引用。

「すでにその一端を述べたように、いわゆるゼネコンにまつわるスキャンダルは事欠かない。かつては政治家や役人を巻き込んだ贈収賄事件は枚挙に遑(いとま)がなかった。
 国レベルで発注される大きな公共土木建築工事になれば、関西国際空港や東京湾横断道路のようにその工事費は一兆円を超える。われわれに身近な自治体が発注する庁舎などの工事でも、十億円単位、百億円単位のものも珍しくない。公共工事では巨額の金が動くのだ。」

安倍晋三の父の名前が……。下「」引用。

「一方、運輸族の安倍派の領袖(りょうしゅう)だった安倍晋太郎が関西の副社長の松山恒太に圧力を掛けた。」

親子で圧力をかけるのが好きらしい……。

いい人のように書いている本もあるのだが……。

こんなことをしては、いい政治家とはいえないだろう……。

朝日新聞のスクープ記事。下「」引用。

「大林組が事業団土地の入札に立て続けに勝利して、その余韻が覚めやらぬ平成十年十月十三日朝、朝日新聞の一面スクープが大林組を震撼させた。-略-」










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