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龍馬「海援隊」と岩崎弥太郎「三菱商会」

2010年02月27日 | 読書日記など
『龍馬「海援隊」と岩崎弥太郎「三菱商会」』
   童門冬二・著/朝日新聞出版2010年

この本では、詩人・弥太郎というのが強調されていたように思える……。
はたして、現実の弥太郎はどうだったかな?



奇人をかった後藤象二郎。
--上杉鷹山もどうようだった……。

もくじ

なかなかの後藤象二郎と池内蔵太や近藤長次郎。

長次郎は今でいえば“何でも見てやろう”式の社会に対する関心の非常に強い男だ。

土佐の“絵金”と呼ばれた河田小龍。現在、高知龍馬空港の近くに「絵金蔵」があるという。

祖父が打った郷士の株を買い戻すことを考えた弥太郎。

本道は詩で、吉田参政から命ぜられた長崎行きなど脇道と考えた弥太郎。
--長崎で漢詩披露した弥太郎。

搾取しない岩崎一家。

武市半平太は「土佐藩の京都留守居役」に。過激派志士ぎらいの容堂は突然、土佐に戻る。

隆盛によって脱藩を許された? と書かれてあった……。

老子を学ぶ。下「」引用。

「弥太郎はそこは自然のままにした。これはかれが学んだ、「老子」の思想にもよる。
「行雲流水(こううんりゅうすい)」
 的な生き方だ。老子は自然を愛した。」

慶応三(一八六七)年三月、後藤から呼び出され「開成館貨殖局長長崎出張所長」となった弥太郎。

「三井越後屋」と社員に告げていた弥太郎。

弥太郎は坂本龍馬が政治に首をつっこみすぎで、事業は成功しなかったと分析していた。







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