磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマで教える-核時代の平和教育-

2008年12月14日 | 読書日記など
『ヒロシマで教える-核時代の平和教育-』
   NGO被爆問題国際会議広島専門委員会、
     広島平和教育研究所(共編)/
        労働教育センター1977年

NGO がこんなに早くあったとは知りませんでした。



最初のほうに下「」のようにかかれています。

「この書物はNGO主催「被爆の実相とその後遺・被爆者の実相に関する国際シンポジウム」(略称、NGO被爆問題国際会議)に関連して作成されたものである。」


ボクは権威によって平和は来ないと考えています。
司馬遼太郎や小田実もそういう見方をされていたと思います……。

「力の論理」→「平和の論理」とこの本には書かれています。

ブッシュ大統領は「人権を武器」にしてと話していましたね。
その武器にできる人権とはいかなるものか?
ぼくには理解できないように、「平和を武器」にといわれたとしたら、その「平和」とはいかなるものか、ぼくには理解できません。

「平和の論理」というのも、自分と同じイデオロギーとそうでないものを分けたら、その時点で平和の論理じゃないと僕は思います。

ダブルスタンダードで、ゼロサムゲームなら、平和ではないと思います。

国民主権というのが、ブッシュ大統領にしても、この本の方たちにも疑問を持ちました……。

プレスコード解除1951年だったという。同。

「一九五一年、プレスコード解除を機に「せき」をきったように、ヒロシマ・長崎の告発がはじまった。」

八月六日は登校日にして、原爆について教えるというのには、疑問を強く持ちました。慰霊の日にどうして、そういうことをしないといけないのか?
--そう書く人もおられたと思います。

慰霊は家族でした方がいいと思います。ある種のイデオロギーの人たちには宗教心はないかもしれませんが、多くの人には無宗教といいながらも……。

午後からのみなら、どちらも可能ですね。

自分で考える能力を! 愛とは? これこそが平和教育だと私は思います。私はジョン&ヨーコから学びました。

学校では、広島大卒の教師に自分で考えることの大切さは習いました……。

--各国の教科書のことが書かれてあり、図書についての紹介がありました。

でっ、彼らは何をするのか? 彼自身の人生は何のか?
彼らはどうして、彼らが無色だと思いたがるのか?
まず、戦中や戦前の教師の反省が大切だと思いますが……。
炭塗りで終わらせていると思います……。

平和を望むのは、清くなくてもいいとボクは考える!
人間に清いとか、清くないも差別ではないだろうか?
積極的平和は構造的暴力をなくしていくこと……。









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