磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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もう原発にはだまされない-放射能汚染国家・日本 絶望から希望へ-

2011年09月29日 | 読書日記など
『もう原発にはだまされない-放射能汚染国家・日本 絶望から希望へ-』
   藤田祐幸・著/青志社2011年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「100万人以上の被曝者を生み、子どもたちの未来を奪う内部被曝が深く静かに進行する今。
チェルノブイリの実情を調べ尽くし、32年間、脱原発を訴え続けた「市民科学者」が伝える「原発の実態」「被曝限度のウソ」「実現可能な未来エネルギー」」



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「私たちはこの30年間、政府に、電力会社に、そして東大や京大の御用学者たちに向かってさまざまな問題を指摘し、絶えず問い詰めるという闘いの歴史をしてきました。しかし、「何が起っても安全だ」と、彼らはずっと言い続けてきました。今度の事故の対応を見てみると、驚くべきことに、もしかしたらあの人たちは人に向かって「安全だ」と言い続けているうちに、自分でも安全だと錯覚してしまったのではないか。自らの発した言葉に自ら呪縛されてしまったのではないかと思えてくるのです。」

錯覚してただけなら、すぐに「安心・安全神話」をひろめるわけがないのでは?
錯覚していて気がついたのなら、すぐに辞表をだすのでは?……。

水素爆発」と「水蒸気爆発

チェルノブイリ死者数……。下「」引用。

「旧ソ連政府が発表した死者数は33人ですが、事故の処理にあたった兵士や労働者の死者数は2000年の段階で5万5000人に及んでいます。」

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「原発を止めても電力不足にはならない」

エネルギー効率のいいコジェネレーションシステムヘ。

電力自由化阻止。下「」引用。

「かつては、電力会社は政治に関与せずという方針をとっていたのですが、電力自由化の圧力がかかったときに、電力会社の幹部、電事連(電気事業連合会)を国会議員として送り込み、やはり自由化を阻止する動きを見せました。労働者側も、民主党所属で電力総連(全国電力関連産業労働組合総連合)出身の国会議員を送り込んでいます。
 ただ、部分的ながらも電力の自由化によって特定規模電力事業者(PPS)が大口需要向けの事業を行うことは出来るようにになりました。自家発電を供給する日本卸電力取引所(JPEX)が創設されると、製鉄所や自動車会社など日本中のいろんな企業が発電機を持つようになりました。そこには余剰電力もあるわけです。
 日本の産業界は原発の容量を遥かに上回る潜在的な供給能力を持てるようになりました。しかも、電気料金はずっと安くなるはずです。自由化にはかなり期待したのですが、思うように進んでいません。むしろ、今回の震災でJPEX東京市場の閉鎖が続き、東西の地域間取引も事実上できない状態となり、取引市場が機能しなくなりました。そこで日産自動車やホームセンターの島忠など、JPEXからの脱退を表明する企業が相次いだのです。」

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「原発は町を「豊か」にしない--統計に見る女川町の衰退」

「前橋の小水力発電群」「水車のいろいろ」
1 チューブラータービン(田口発電所)
2 縦軸プロペラ水車型(東電前橋発電所)
3 一体型水車








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