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終りなき海軍-若い世代へ伝えたい残したい-

2010年08月13日 | 読書日記など
『終りなき海軍-若い世代へ伝えたい残したい-』
   松浦敬紀・編著/文化放送1978年

この本は、中曽根康弘が「慰安所」をつくったと書いているので、いろいろな本で引用されています。
ですから、一度、手にしておきたいと思いました……。

若き日の、海軍時代のモノクロの写真もありました。中曽根の文章は9ページありました。

「二十三歳で三千人の総指揮官」衆議院議員 中曽根康弘(海軍主計大尉)。下「」引用。

「-略-三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。かれらは、ちょうど、たらいのなかにひしめくイモであった。卑屈なところもあるし、ずるい面もあった。そして、私自身、そのイモの一つとして、ゴシゴシともまれてきたのである。-略-」

もくじ

この本は、元海軍の人たちが、いろいろ文章をよせています。下「」引用。

「本書が「終りなき海軍」と題したのは、このためであり、かけがえのない体験を素直に語ってもらうことによって、その心のひだにふれることができよう。同時に本書は、旧海軍の人びとの、若い世代への申し送りになっていることも特にふれておきたい。」

「超党派の政界「オールド・ネイビイ・クラブ」」 下「」引用。

「日本海歌群に籍をおいた国会議員は衆院四十一人、参院二十六人の合計六十七人。このうち共産党と社会党の一部議員を除く党派の“海軍議員”が超党派で、「オールド・ネイビイ・クラブ」をつくっている」

共産党にもいたんですね……。

読売新聞の正力享(九期)も海軍であり、文章を寄せている。

福田総理はお伊勢さんにはお詣りするが靖国神社に行かなかったという。








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