磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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コイズミという時代-政権と世相の研究-

2009年09月14日 | 読書日記など
『コイズミという時代-政権と世相の研究-』
   鎌田慧・著/アストラ2004年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「戦後史上最悪内閣
その権力と支える世相へ
ノンの理由、ノンの声」



憲法違反、靖国参拝。下「」引用。

「靖国神社は、軍国主義の象徴であるばかりではない。政教分離を定めた憲法二○条に違憲するとして、公式参拝がつねに問題になっていた場所である。」

小泉公約は一つだけ守られたという。下「」引用。

「小泉公約のうち、「痛みをともなう」だけは、内閣発足以来きちんと守られてきた。」

自民党はまだ、ぶっ壊されていない。
野党第一党で残っていますね。

「トヨタ絶望工場」
「利益日本一なのに還元せず」

「竹中平蔵大臣の中小企業めった切り」下「」引用。

「こうした風潮を協力にささえているのが、日本経済を強者だけでつくれば国際競争に勝ち残ると思い込んでいる小泉政権である。しかしそれは、足もとが空洞化しているのに、その上に超高層ビルをつくっているようなもので、液状化は時間の問題である。-略-
 小泉のいう規制緩和や構造改革は、大企業優先の政策であり、中小企業の倒産を止めることはできない。」

「『読売新聞』は中立を装って自民党をヨイショ」

「「弱きを挫く」マスコミなど不要だ
『週刊新潮』『週刊文春』はハイエナジャーナリズム」

新潟県刈羽村「ばらまきガネより命が大切と住民が反旗」。下「」引用。

「○一年五月下旬に新潟県刈羽村でおこなわれた、プルサーマル計画受け入れにたいする住民投票は、反対一九二五、賛成一五三三、保留一三一となった。つまり、過半数の村民が反対を表明してプルサーマル計画はストップした。
 刈羽村の人口は、およそ五○○○人、世帯数が一五○○弱のちいさな村だが、世界最大の原発地帯である。-略-」

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『核もてる』福田康夫官房長官。下「」引用。

「-略-『東京新聞』だった。福田が公式の記者会見で語った内容と「政府首脳」の発言を絡めて、「福田長官『核持てる』」と一面トップで報道した。」

核武装検討・麻生太郎、綿貫民輔。下「」引用。

「面倒くさいから核兵器を作ってしまえ
 -略-
 実際に、改憲葉と核武装派の国会議員がいままで想像もできなかったほどふえている。『毎日新聞』がおこなったアンケート調査によれば(○三年一一月一一日)、○三年一一月の総選挙で当選した麻生太郎、綿貫民輔など、衆院議員の一七%が核武装の検討を肯定している。
 核武装検討に肯定的で、なおかつ改憲賛成となると、自民党の四二人、民主党で八人、保守新党(アンケート時)一人、無所属一人となる。-略-」

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