磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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かもがわブックレット25 被爆者援護法-核時代の人権宣言-

2008年11月14日 | 読書日記など
『かもがわブックレット25
  被爆者援護法-核時代の人権宣言-』
    被爆45周年に被爆者援護法を
      実現する京都の会・編/かもがわ出版1990年



法学という感じではありません。
いろんなことが書かれてあります。



■目 次■
被爆者援護法への思い 山口勇子  2
I ふたたび被爆者をつくらないために 岩佐幹三  5
 被爆体験を語り継ぐ
 なぜ援護法なのか
 わたしのヒロシマ体験
 原爆は人間に何をしたのか
 被爆者援護法にかける願いと意味
II ヒバクシャは証言する 三佐尾高行  23
 あの日のこと
 いま被爆者は
III 被爆者援護法Q&A  37
 原爆被害とはどんなものですか
 被爆者はどのくらいいるのでしょう
 被爆者の援護措置はどのようにおこなわれてきましたか
 現行の援護措置はなぜ不充分なのですか
 被爆二世に対する施策はあるのですか
 「受忍」政策とよばれるのはどういうもの?
 被爆者の「特別犠牲」とはどういうこと?
 「国家補償」をもとめる根拠は?
 被爆者援護と一般戦災者の補償の関わりは?
 「外国人被爆者」についておしえてください
 被爆者援護法と核廃絶運動の関わりは?
IV いまこそ被爆者援護法わ  49
 子どもたちに青い地球を-被爆の実相の「語りべ」として
  ……近藤めぐみ
 500回をむかえた6・9行動……中須賀ツギ子
 ピースマーチ、東京-広島……田和輝起
 1000人で平和をうたう……山本秋
資料  58


「被爆者援護法への思い」山口勇子・著
「-略-一九八○年に「基本懇(原爆被爆者対策基本問題懇談会)意見」というものが出され、その中に「国民は戦争犠牲をひとしく受忍せよ」、被爆者も忍べという文言をみたときの、おどろきと怒り。それはきょうまで続いています。どうして核戦争を認められるでしょうか。国民は再び「民草」という、無権利の草につれてはなりません。-略-」

index

「被爆二世にたいする施策はあるのですか」
その答え……。下「」引用。

「-略-現行の援護措置では、依然として被爆二世にたいする援護の道がひらかれていません。地方自治体が法外援護事業としておこなっている希望者への健康診断と一部治療費支給(東京・神奈川など)、国が日本公衆衛生協会に委託しておこなっている被爆二世検診以外には何らの対策もとられていません。  被爆二世の実態調査と遺伝的影響等の研究を国の責任でおこない、健康不安や病気をもつ被爆二世については援護措置がとられるべきです。」

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