磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原発と暮らし

2007年09月26日 | 読書日記など
『原発と暮らし』
    日高三郎・著/新日本出版社1991年2刷

科学の問題をイデオロギーの問題にすりかえる人たちは、どんなイデオロギーであろうが信用すべきではないとボクは思うし、科学の問題をしっかり吟味してもらいたいものです……。



この本は日本共産党関連です。

「10 日本共産党と原発問題」というタイトルもあります……。

ジュリオ・キュリーがすぐれた共産党員であるとか……。

しかし、日本の共産主義とフランスではかなりニュアンスが違うようにもボクには思えますが……。


例のごとく、天皇批判ですが、当時の社会システムを無視……。
--半藤一利や司馬遼太郎の書くことの方が信用できます……。


『脱原発』についても書かれてあります。下「」引用。

「原子力問題の運動をすすめている人のなかには、「脱原発」論をとなえる人もいます。つまり、平和利用であっても、人類は、将来にわたって、核エネルギーに手をつけるべきではないというのです。私たちは、その立場をとりませんが、原発の危険に反対し、国民の安全を守るという具体的な要求で一致があり、共同する意思があるならば、そういう人たちとも共同の運動をすすめることもできます。」

一応反対のポーズをとったから、事故が起きたら、与党の責任なのでしょうね……。

私は核問題は科学の問題と思いますので、『脱原発』の高木仁三郎をとります。

もくじ


とても、人間が扱えるものではない。一度事故がおきたら、チェルノブイリ事故です。
--チェルノブイリで何が起きたか、よく知るべきでしょう……。


そして、……。下「」引用。

「ただ、この運動の中にあっても、「市民運動」に名を借りたニセ「左翼」暴力集団などの策動には、十分な注意がはらわれる必要がある」


言論の暴力についても考えてもらたいものです。


【磯野鱧男の感想】

この本を読んでいて、水俣病を思い出しました。
人道、弱者に思いやりの日本共産党……。
当然、水俣病患者の側に立っておられたと思う……。
--いいえ、そうではありません。
日本共産党系の組合がチッソにあるので、企業側にまわった……。

社会正義の実現のために政治はあって欲しい……。
右であろうが、左であろうが、中道であろうが……。
それが庶民の願いです……。


--原爆投下された長崎の三菱の工場で、原発の部品がつくられていたという……。


どこが、核アレルギーなのか、さっぱりわからない……。

栄光の黒塗り始末記












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