磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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核の20世紀 訴える世界のヒバクシャ

2006年07月28日 | 読書日記など
『核の20世紀 訴える世界のヒバクシャ』
  平和博物館を創る会 日本原水爆被害者団体協議会/
     平和のアトリエ1997年

分厚い写真集です。
永六輔さんや、江戸家猫八さんも、
よびかけ人だそうです。



有名な写真をとられた方の感想と写真がありました。

説明文もしっかりあります。下「」引用。

「もう、地獄そのものというのでしょうか……
それ以上は、涙でシャッターが切れなかった」
原爆被爆3時間後のヒロシマを撮影したカメラマン松重美人さん(当時33歳・新聞社写真部員)。爆風で家の中はメチャクチャ。その様子を3枚写して、カメラを手に職場へ向かう。市の中心街はすでに猛火の中に。先へは進めず、思わずシャッターを3回切った。あまりの悲惨さにファインダーは涙がかすんで、もうそれ以上は撮れなかった。」



軍人のヒバクについての写真も文章もありました。
アメリカは25~30万人、ソ連は40万人の兵士が被曝。
イギリス、フランス、中国もその例外ではないそうです。

「平和利用」の美名のかげで重大な事故と被害はつづく。
今も終わったわけではありませんね。

スリーマイル原発事故のさいに見舞金100万ドルをもらった
人の写真と文がありました。




スリーマイル原発事故のあと、
異常に大きなカエデの葉や巨大なタンポポなど
500種類を超える異形植物を採集されたそうです。

平和博物館を創ろうとされているみたいです。
平和博物館




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