磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマ・ナガサキの証言'85冬&春

2007年12月13日 | 読書日記など
表紙の絵について。下「」引用。
「表紙絵
  鳩笛と少女
       四国五郎
-略-しかし絵のモチーフとしては六十の爺は失格である。鳩笛は、無心な子供か、純真な少女の手に持たせ、大人にきこえるように、澄んだ音色で「人間をかえせ……」と吹いてもらわねばならぬ。」

それは年齢差別ではないでしょうか?



『ヒロシマ・ナガサキの証言'85冬第13号』
   秋月辰一郎、庄野直美(編)/広島・長崎の証言の会1985年

資源がなくても不幸、あっても不幸は起こりうるものですね。下「」引用。

「クーディスタン独立運動
       カールド・セラン
 日本の皆さん、クーディスタンという地名をご存知ですか。それはイラン、イラク、トルコ、ソビエト、シリアにまたがる山岳地帯をさします。ここには、昔から、民俗的に一つの大きなまとまりがあります。人々は、クーディスタン衣裳を身につけ、クーディスタン語を話し、クーディスタン料理を食べています。私達は、大変美しいクーディスタンの地で、のどかに暮らしてきました。
 しかし、クーディスタンから石油がでるようになって、各々の国の政府は、このクーディスタンの人々を抑圧し、搾取するようになりました。そう、力づくです。-略-」

「コペンハーゲン核実験防止財団」があるということが書かれてありました。

東京都の清瀬市にある「大和田通信所」のことが書かれてありました。
検索して調べてみると、都内には8つ米軍基地があるそうです。

ベトナム枯葉作戦のことも書かれてありました。

「カナダ・ウラン鉱のヒバクシャ」のことを三重野佳子さんが書かれていました。下「」引用。

「-略-被爆者の富永さんから、カナダに行きたいという話をきいたのが一年前の冬で、それからすぐダックワースさんに連絡をとった。彼はカナダの映画監督で『ノーモア・ヒバクシャ』という映画をつくり、ライプチヒ映画祭で賞をもらっている。この映画に富永さんが出たことがカナダへ行くきっかけだった。-略-放射能によって汚染されているのは人体だけでなく、美しいカナダの自然もである。私達が会った人々の話では、放射能の恐ろしさを本当に知らずに働く者が多いということだ。」

「創作童話 地に咲き匂う」竹田まゆみ・作が掲載されていました。

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『ヒロシマ・ナガサキの証言'85春第14号』
   秋月辰一郎、庄野直美(編)/広島・長崎の証言の会1985年


「被爆40年--長崎再訪」という文章をレネ・シェファー(オランダ)が寄せられていました。

修学旅行生。Gコースで「恵の丘原爆養護ホーム」。
--『水戸黄門』の劇を修学旅行生がやったという。
被爆者のお話を聞いたようです。

「自分の手と足で確かめたヒロシマ-熊本県立盲学校の広島修学旅行-」阪口圭子
--その時の語り部は沼田鈴子さん
沼田鈴子さんが青桐の話をされ、「一本足の鳩」もされたという。
--「碑(いしぶみ)」を指先で読む
広島二中の「碑」
……生徒たちは刻まれた名前を丹念に指先でたどったという。

これを自分の身にあてはめると……。下「」引用。

「ほんとにあれが原爆地獄というのか、日本語も喋れず、身寄りもなか朝鮮人」

きついですね……。

関東大震災と原爆のどちらにもあった朴守龍さん。

「終わりなき行脚の旅 -九州網の目行動を終えて」山口仙二(日本被団協代表委員)
--行動的ですばらしいと思う。








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