磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ひろしまのエノキ

2006年03月29日 | 読書日記など
『ひろしまのエノキ』
    長崎源之助・作/二俣英五朗・絵/
         株式会社童心社1988年

こう書かれてあります。下「」引用。

「げんばくをうけた、一本の エノキの木が、
ひろしまを ものがたる……。
平和への ねがいを こめて
子どもたちは エノキを まもりつづけた。」



このエノキの木は、広島の病院にたっていたという。
冷房もない夏の日、涼しい風がふくときなど、
木陰は気持ちのよいことだったろう。

木の下ではハーモニカを吹いたりして、
楽しまれたという。

戦争がはげしくなり、病院はケガをした人でいっぱいになった。

その木がピカドンにあった。

ピカドンにあった木も、
うろに大きな穴があいた。

大きな台風に襲われて、
木の上の部分が折れたときもあったという。

小学校の生徒さんたちが、
この木を守ろうと立ち上がった。

樹医さんなども、手助けしてくれたという。

この絵本の元になったのは、
広島市の福田安次氏の朝日新聞の投書だという。


平和の木


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
60年・・ (みっちゃん)
2006-03-29 23:50:30
草木も生えないって言われてたのに・・・

芽が出たのよね?咲いたのよね・・

生命力って・・・スゴイなぁ・・・・



この木も、その花も・・・みんなの希望ね。 
返信する
氷河期も……、 (鱧男)
2006-03-30 19:42:43
竹は緑をうっそうとさせていたらしいよ。

パンダはその竹を食べて氷河期を生き延びたんだって。

レッサーパンダもその時の影響らしいよ。



氷河期でも、

竹の子も食べられるのかなあ?

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