磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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日本の原爆記録3

2006年05月07日 | 読書日記など
『日本の原爆記録3』
     日本図書センター1991年

『白夾竹桃の下 女学生の原爆記』吉松祐一
『原爆に生きて 原爆被害者の手記』原爆被害者の手記編纂委員会



『白夾竹桃の下 女学生の原爆記』吉松祐一
解説でこのように書かれてあります。下「」引用。

「辛くも生きのこった女学生のクラスを担当した吉松祐一氏が、ただちに彼女たちに被爆体験を書き綴らせ、そして「必ず後の世に伝うべきもの、と確信した占領下、百五十名の手記を、秘かに篋底深くしまっておいた」ということがなかったなら、国家によって動員された被爆、原始野をさまよった少女たちの実相を闇に消されていってしまうところであったのだから。」


風呂屋拒否したことも書かれてありました。
それはケロイドの体が恐ろしいということでした。
恐ろしいのはそんなことをする風呂屋の方ですね。
また、風呂屋さんにそうふうに仕向ける
口うるさいお客さんですね。


『原爆に生きて 原爆被害者の手記』原爆被害者の手記編纂委員会
この本の下の解説文がありました。同。

「被爆体験の手記は様々あっても、本書のように被爆後の被害者の惨苦の日常にひたすら焦点を当てた形のものはむしろ特異といえる。そして被爆後の惨苦、それこそが原爆の魔性の極だつ故以でもあるのだった。」

ドイツ人神父が被爆した人を助けたことも書かれてありました。

当時もやはり医学とは算術という方もおられたようです。

市の失業対策の自由労働者として大変な生活。

「原爆の子の映画はよかったね」といわれても、
気の晴れることもなかったという。

原爆乙女などの話もありました。

多くの人が原爆でなくなりました。
当たり前のことですが、
一人一人にそれぞれの人生があったのです。



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