磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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「慰安婦」と心はひとつ 女子大生はたたかう

2010年07月11日 | 読書日記など
『「慰安婦」と心はひとつ 女子大生はたたかう』
   神戸女学院大学石川康宏ゼミナール・編著/
     かもがわ出版2007年

表紙の裏に書かれてありました。下「」引用。

「関西では知らない人のいない(?)『お嬢様大学』の学生たちが、『慰安婦』問題というハードなテーマについて学び、韓国に渡って被害者と会い、そしてごく短期間のうちに、問題解決に向けた行動に足を踏み出すようになる。その変化の内実を問うのがこの本の一番のテーマです。
 「この本の企画が動き出した直後に、アメリカ下院での『慰安婦』決議案の動きに焦りを感じた安倍首相が、『慰安婦』の募集や連行には『狭義の強制性』を裏づける証拠はないという発言を行い、これが世界的な大問題となりました。…こうなってしまえば、この本でもこの問題にふれないわけにはいきません」



ゼミ、三冊目。下「」引用。

「私のゼミでは、この三年ほど「慰安婦」問題について学んでいます。女子大に学ぶ学生たちが、これをどのように学び、どのように感じ、韓国に渡って「慰安婦」被害者の話を直接聞いて、一体何を考えたのか。そういったことについては、すでに二冊の本にまとめました。石川康宏ゼミナール編『ハルモニからの宿題--日本軍「慰安婦」問題を考える』(冬弓舎、二○○五年)と、『「慰安婦」と出会った女子大生たち』(新日本出版社、二○○六年)です。
 三冊目になるこの本は、それらの二番煎じではありません。-略-」

国際社会では、レイプセンター……。下「」引用。

「そこで国際社会では「慰安婦」を「性奴隷」、「慰安所」を「レイプセンター」等と呼ぶようになっています。私もそれらの方が実態を表す言葉としては的確だろうと思います。」

WAMと遊就館に。下「」引用。

「七月に東京に行った時にはり、一日目にのWAM、二日目に靖国神社の遊就館を見学しました。その二つの資料館の主張が、まったく正反対で驚いたんですが、二つを比べたときに、私の考え方はWAMに近いと思いました。-略-」

本「慰安婦」と出会った女子大生たち』を渡して喜ばれたという。下「」引用。

「あんなひどいことをされたのに、喜んでくれて、こっちが泣きそうになりました。体験談を聞いたときは聞くのに精一杯だつたし、ハルモニを被害者としてしか見れていなかったけれど、この時に、被害者であり、普通のおばあちゃんでもあるんだって、実感としてわかった気がします。」

「緊張を高めながら、「ナヌムの家」へ」 下「」引用。

「京都の学生八名も合流しました。「ナヌム」というのは韓国語で「分かち合い」という意味です。苦しいことも楽しいことも、みんなで分かち合っていこうという意味だと聞きました。」

「日本政府によるロビイング」 下「」引用。

「『冷たい慰め 日本ロビーが第二次世界大戦の性奴隷決議を妨害』と題して報じたのは、『ハーバース・マガジン』(電子版、一○月五日付)。日本政府は大物ロビイストに『月六万ドル(約六九○万円)』もの大金を支払っているとし、ホワイトハウスも『ひそかに慰安婦決議を妨害していた』と指摘しています」「『超一流のワシントンのロビイスト』とは、議員歴三八年の元下院院内総務のロバート・マイケル氏で、ハスタート議長や採決日程を管理するベイナー院内総務とは元同僚の間柄」「同誌によると、マイケル氏は五月末、ハイド委員長に対し、決議が通れば日米同盟に支障をきたすなどと圧力をかけました。関係史っゃは、その直後に『すべての交渉が止まった』と述べています。しかし、小泉首相(当時)の八月一五日の靖国参拝に業を煮やしたハイド委員長は九月、決議促進に踏み切ったといいます」「同誌は、下院指導部への具体的な働きかけは『不明』としながらも、速やかに本会議で採決されるはずだった同決議案が動かなくなったのは、『ホワイトハウス、マイケル氏、他の日本のロビイストからがベイナー議員、ハサート議員に働きかけた』からだと、『議会でうわさ』になっていると伝えられています」「日本大使館は、本紙の問い合わせに対し、『あらゆる案件で必要な努力をしている』と回答、『慰安婦』決議に対するロビー活動を否定していませんでした」。」

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「マイク・ホンダ議員が「慰安婦」決議を提案」







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