磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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司馬遼太郎の「遺言」 司馬遼太郎さんと私

2006年01月20日 | 読書日記など
『司馬遼太郎の「遺言」 司馬遼太郎さんと私』
        夕刊フジ[編]/産経新聞社1997年

ここは『京都祗園』藤村屋さんのファンクラブではじまりました。
司馬さんと祗園のことが書かれてあります。
やはり司馬さんも祗園好きだったようですね。



半藤一利・元「文藝春秋」編集長が書かれておられたこと、やはり司馬さんは、マルコポーロ事件に怒っておられたのだなあーと思いました。
それが半藤さんに対する最後の言葉だったといいます。
いろいろなことで怒られていた。そういう側面もやはりもっておられたと思いました。

高山りつ子[京都・祗園/料理旅館「富乃井」女将]が、
司馬さんとのことを書かれています。
こういうところでは、人間性がよくでるんですよ。


梅棹忠夫 国立民族博物館初代館長は、
日本人がアジア化したと書かれておられます。
悪い意味でのアジア化して、大人じゃなくなっている。

スヌーピー好きの田辺聖子が書いておられます。下「」引用。

「司馬さんは皇室に好意あるご理解を持っていらっしゃったんじゃないかしら。三浦朱門さんが文化庁の長官でいらしたときに司馬さんが呼ばれて、皇室のご一家にご進講申し上げられたそうです。それで司馬さんがおっしゃるのに、皇室にはいろいろな将来のかたちであって、迷っていらっしゃるかもわからないけど、元来はこういうものであったということを申し上げないかんと思うて、ぼくは言ったんやと。それが、権力を持たず、祭事を行う、民族の心の拠り所になる、ということではないですか。そしたら、いまの天皇さまと、それから浩宮さま、いまの皇太子殿下と宮さまですね。親王さま方がお聞きになっていて、さすがに若い世代の宮さま方は、テープレコーダーに司馬さんのお話を入れてらしたそうですよ」


福祉も支援されいたことも書かれてあります。
さすが司馬さんと思います。







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