磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

島田興生写真記録集 ビキニ マーシャル人被曝者の証言

2006年06月16日 | 読書日記など
『島田興生写真記録集 ビキニ
   マーシャル人被曝者の証言』
       JPU出版1977年

ビキニの核実験によって被曝した人たちの
ことを写真と文章でえがいた本です。




この核実験に関わることで、日本でも被曝して、
命を落とした人がいます。第五福竜丸

それを下のように書かれてありました(引用)。

「ロンゲラップの被爆者たち
一九五四年三月一日の早朝、ビキニで行われた十五メガトン水爆実験「ブラボー爆弾」は、ビキニの珊瑚礁の破片を空中高く舞いあげ、放射能をおびた数万トンの「白い粉」となって、当時、八十六人(うち余人は胎児)のいた論ゲラップ島と、ウトリック島(住民百五十人)に降りそそいだ。また、ビキニの東、百六十キロの海上で操業中の日本のマグロ漁船「第五福竜丸」の船上にも、その白い粉(放射性降下物)は静かに降下していた。」


AECによれば久保山さんも被曝と関係ないとなるらしいです。

チェルノブイリでも健康に問題はないそうですし、ヒロシマでも原爆症はもはやなくなったと宣言して原爆症と書かせないようにしましたね。

ロンゲラップ島だけではなかったようです。下「」引用。

「返還された《もう一つの核実験場》
「エニウエトク」はビキニの実験開始から二年後、あらたに核実験場に指定された。ビキニの西三百七十キロのエニウエトクは、世界最初の水爆実験が行なわれた場所として有名で、一九四八年から五八年までの十一年間に四十三回の核実験が行われた。当時同島にら住んでいた百三十七人の住民は、南方二百九十キロのウジェラン島に強制移住させられ、以後二十八年に及ぶ流浪生活を送ることになった。-略-」

原因不明の病気で苦しんでおられるそうです。

内蔵に異常なシコリのある魚がいるそうです。
とくに魚を食べたあと、体調が悪くなるそうです。

ロンゲラップの島民は、のべ32人が妊娠、うち十三人が流・死産だったという。

フランスの核実験で被曝した人たちも同じようなことを話していましたよ。同。

「AECは、何でもないといいながら毎回私をアメリカに連れてゆく」とネルゼさんは力のない声でいった。」



もくじ





エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「さらば原発と言おう」(私作詞の”反原発”の替歌)の紹介について (伊藤 篤)
2012-08-13 14:53:51
*原発に反対する我替歌の1曲目です。元歌は、森田健作(現千葉県知事で元タレント)の歌で1971年ヒットの「さらば涙と言おう」(彼自身主演の青春学園ドラマ「俺は男だ」の主題歌)です。
1.さよならは誰に言う さよならは原発に
  明日が来るのを待たず さらば原発と言おう
  安全神話のウソ ついてはいけない!
  利権・特権階級 みんなでつぶそう!
  ごまかしやゴリ押しに いくたびか出会うだろう
  だけど有害施設 さらば原発と言おう
2.人類の勲章は 自然との調和だと
  知った今日であるなら さらば原発と言おう
  チエルノブイリ・フクシマを 忘れちゃいけない!
  命存亡の危機を 認識し直そう!
  地球のため明日のため 幸せに生きるため
  資源浪費をやめよう さらば原発と言おう
*この歌を、森田健作自身がもう一度歌ってくれるなら(不正選挙で手にした千葉県知事を即刻辞めて「脱原発主張者」に変わって頂き歌ってくれるなら)、”男らしい好人物”というかつての評価を取り戻せるでしょう。が、これができぬなら、やはり”さらば健作と言おう”になってしまいます。この歌を、原発再稼動や消費税増税やTPP参加など、民意に反した政策ばかりを主張している”限りなくアホーに近い「住化バカ」”である日本経団連の米倉会長(住友化学の会長)にぶつけてやりたく、”さらば弘昌ジジイと言おう!”と叫びたいです。
*この歌を、脱原発集会にてご活用頂ければうれしいです。
 愛知県の自称ECO主義者で反格差社会主張者の53歳男性より 
返信する
「安心に会いたい」(私作詞の”大震災・原発事故後の不安な世情”の替歌の紹介について (伊藤 篤)
2012-08-13 15:04:43
*原発反対テーマの我替歌の2曲目です。元歌は、グループサウンズ ザ・ジャガースの歌で1967年ヒットの「君に会いたい」です。
1.バカさゆえ あきれる バカさゆえ うらめしい
  危機感 乏しき 指導者に 腹が立つ!
  政治家の 発言 信用は できない
  大震災 大津波 原発の トラブルで
  放射能の 汚染にも ”安全だと とぼけてる
2.エリートの 官僚 財界も 学者も
  被災者 弱者を 救って くれないよ
  投資家や 大企業 日本から 逃げ出す
  セーフテイも 収入も 健康さえ 無くすのか?
  帰れ僕の この胸に 「安心」よ Want you see again
*”若さゆえ 苦しみ 若さゆえ 悩み”で始まり”My baby Want you Want you see again”で終わる元歌は、かつてのグループサウンズ全盛期」に一斉風靡した名曲です。この曲が、上記替歌にて再びよみがえって欲しいです。
*この歌も、先に紹介した我替歌「さらば原発と言おう」と同様に、脱原発集会にてご活用頂ければうれしいです。
 愛知県の自称ECO主義者で反格差社会主張者の53歳男性より
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。