磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原発破局を阻止せよ!

2012年01月06日 | 読書日記など
『原発破局を阻止せよ!』
   広瀬隆・著/朝日新聞出版2011年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「子供の未来奪う
体内被曝
学童疎開を急げ!
週刊朝日の好評連載を緊急出版」

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「廃棄物の保管は東電本社ビル」

犯罪。誉められることではない。下「」引用。

「これは明白な犯罪です。私は、日本人全員に問いかけたい。放射能の放出を止めてくれと祈るだけでいいのか、もっともっと心からの怒りの声を上げるべきなのではないのか、と。
 それは私だけでなく、アメリカ人やヨーロッパ人が皆、異口同音に言っていることなのです。報道を見ても日本人の知性に大きな疑いを持っているようです。静かに落ち着いてパニックを起こさないということは、この場合、誉められることではない。当たり前の感情として、もう少し怒りを持つべきではないか、と言いたいのです。そうしなければ東京電力も政府も、人災を招いた今までの姿勢を改めることはないでしょう。」

当然のことですね。あまりにもひどい対処でしたし、法曹界も含めての国民的な裁判が必要ですね。法曹界もほとんどが「原子力ムラ」である現状からして、国際的なものまで考えないといけないかもしれませんね……。これは国が行ったテロでもあります……。テロである証拠に数々の神話があり、まともな言論さえ破壊されてきた……。国際的にも被害を与えているのだから、国際的な活動があってもいいのではないか? これを通せば、推進派がいう将来の中国の原発事故の補償の手段ともなろう……。しかし、その前に福島原発事故だろうなあー。棚上げばかりする推進派……。

明石昇二郎の緊急提言。下「」引用。

「原発の取材を続けてきたジャーナリストの明石昇二郎氏は「福島県民一人ひとりに積算線量計を持たせた上で、長期にわたる健康調査をおこなうべきだ」と叫んでいます。五月二四日発売の「朝日ジャーナル」で緊急提言として発表してくれます。今後発生する健康被害の因果関係にと責任を明らかにするための、重要な提言である。
 私が原発反対運動を始めたころ、放射能の危険性について著作を通して教えてくれたヘレン・カルディコット医師が、四月三○日付のニューヨーク・タイムズ(電子版)で、「Unsafe at Any Dose」と題する論文を書きました。「いかなる被曝量でも安全ではない」という意味です。」

「「原発全廃」でも電力不足は起こらない! 電力九社 徹底分析 この夏も乗り切れる」 下「」引用。

「原発利用の賛否を問う朝日新聞の世論調査で初めて「反対四一%」が「賛成三四%」を上回った(五月二六日付)。福島第一原発の惨状が好転しない中、「電気さえあれば原発はいらないのに……」と思う人たちに向けて、広瀬隆氏の渾身レポートをお送りする。「原発を今すぐ全廃しても、電気の心配はいらない!」-略-」

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「新型炉が続々登場 安全な原発とは」
-- そんなものはないようですね。何が何でも原子力推進。「安全」神話、「経済」神話、「環境」神話を作り上げた人たちは、どこまでも、その思考で突っ走る感じがしてならないですよ……。反省なしですね。それに、福島の被害者たちのことは、眼前になし……。

「原発は低コストのウソ 「原発廃絶なら値上げ」は恫喝だ!」 下「」引用。

「原発廃絶なら電気料金は上がる--電力会社のそんな言い分に、広瀬隆氏が「待った!」をかけた。「原発は低コスト」のウソを検証する。」

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