磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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図解でわかる 京都議定書で加速されるエネルギービジネス

2006年08月20日 | 読書日記など
『図解でわかる
  京都議定書で加速されるエネルギービジネス』
    日本総合研究 井熊均・編著/
      日刊工業新聞社2006年

京都議定書が守れそうにないと、
悩むばかりでしたけど、
何とかできるのではないかと、
やっと思えた1冊でした。

でも、ボクが何とかじゃなく、
専門家や会社であってこそですが……。



新エネルギーは投資額が少ないと書かれています。
これはよく読めば、まだ市場が小さいといってもいいように思えました。

カーボンフリーも現在のことも書かれてありました。
それはニュースと一致することですね。


日本でもエタノールを添加してよいという法律があるそうです。下「」引用。

「日本もこれらに追従して、03年度に「揮発油等の品質の確保等に関する法律」が改正され、ガソリンに3%までエタノールを混ぜることができるようになっています。エタノールの3%添加が実現すると、自動車から出るCO2は年間で250万tも削減されます。」

どんな燃料にしろ、流通がないと購入することもできませんね。

1.濃縮
2.既存の流通のインフラを活用。
3.既存の燃料との混合。
と、流通をすすめる3つのポイントが書かれていました。
実際的な方法だと思います。

まだ、高価で普及されづらいものとして太陽エネルギーが書かれていました。

でも、バイオエネルギーも元をかえせば、太陽エネルギーですね。

そして化石燃料も石炭の場合はそうですし、石油の場合も化石燃料じゃないという説を除けば、元は太陽エネルギーとなりますね。

ソーラーパワーというのは、マリックのハンドパワーよりも、よほどすごいものですね。

(*比べるなー! と叱られそうですが、ファンなんです。(-_-;))

何と、この表現をじっくり味わってください。下「」引用。

「地球上に到達する太陽エネルギーを1時間分利用すれば、1年間に世界中で消費するエネルギーのすべてをまかなえると言われています。」


無茶苦茶すごいエネルギーと思われませんか?

最大のネックは値段だそうです。

そして、この太陽電池の普及は日本が一番だそうです。


日本の強みを活かした新エネルギー戦略をと書いてありますが、農業をこのままにしておけないと思います。エネルギーの面でもアシストしてもらいたいものですね。

豊作貧乏なんて言葉はエネルギー産業と結べば、なくせるのではないでしょうか?
素人の思いつきですが……。(-_-;)

いろいろなことが書かれており、
ぜひ1度手にしください。

図や表などで、わかりやすくもなります。

例えば、
バイオマスの燃料化技術一覧



カーボンフリーエネルギーシステムの図も
わかりやすかったです。









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