『絵本・すこしむかし4 なにをもってにげるか』
しかたしん・文/村上豊・絵/ポプラ社1980年
この絵本はユーモアさえ感じます。
--それだけ、庶民は引き揚げるのに、まさに『必死』だったのでしようね……。
--引き揚げ……。
それからの生活のことを考え、すこしでも財産をもっていきたい人たち……。
財産がある人だけ、というに限られるが……。
強制的に引き揚げ命令。下「」引用。
「もってでる荷物は、
じぶんの手で もてるだけ。
おかねは、おこづかい ていど。」
「きみなら、何をもっていくかな?」という質問がある。
悩むだろうなアー。
紙幣をてんぷらして、持っていこうとした人がいるという……。
しかし、おなかが空いて、食べてしまった……。まんなかの芯は捨ててしまった……。
--笑うに笑えないですね。
船を買った金持ちもいるが、難破……。
大儲けした人は、金を王水で溶かして、日本に持ち帰ろうとする……。
--でも、王水とは何かを理解されていないようだ……。
結果は……。
--笑うに笑えない話です……。
著者は、すこしのお米と、詩の本と、母の絵の道具……。
いい選択だったのでしょうね……。
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もくじ
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しかたしん・文/村上豊・絵/ポプラ社1980年
この絵本はユーモアさえ感じます。
--それだけ、庶民は引き揚げるのに、まさに『必死』だったのでしようね……。
--引き揚げ……。
それからの生活のことを考え、すこしでも財産をもっていきたい人たち……。
財産がある人だけ、というに限られるが……。
強制的に引き揚げ命令。下「」引用。
「もってでる荷物は、
じぶんの手で もてるだけ。
おかねは、おこづかい ていど。」
「きみなら、何をもっていくかな?」という質問がある。
悩むだろうなアー。
紙幣をてんぷらして、持っていこうとした人がいるという……。
しかし、おなかが空いて、食べてしまった……。まんなかの芯は捨ててしまった……。
--笑うに笑えないですね。
船を買った金持ちもいるが、難破……。
大儲けした人は、金を王水で溶かして、日本に持ち帰ろうとする……。
--でも、王水とは何かを理解されていないようだ……。
結果は……。
--笑うに笑えない話です……。
著者は、すこしのお米と、詩の本と、母の絵の道具……。
いい選択だったのでしょうね……。
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