磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

絵本・すこしむかし4 なにをもってにげるか

2009年04月12日 | 読書日記など
『絵本・すこしむかし4 なにをもってにげるか』
   しかたしん・文/村上豊・絵/ポプラ社1980年

この絵本はユーモアさえ感じます。
--それだけ、庶民は引き揚げるのに、まさに『必死』だったのでしようね……。



--引き揚げ……。

それからの生活のことを考え、すこしでも財産をもっていきたい人たち……。

財産がある人だけ、というに限られるが……。

強制的に引き揚げ命令。下「」引用。

「もってでる荷物は、
じぶんの手で もてるだけ。
おかねは、おこづかい ていど。」

「きみなら、何をもっていくかな?」という質問がある。

悩むだろうなアー。

紙幣をてんぷらして、持っていこうとした人がいるという……。
しかし、おなかが空いて、食べてしまった……。まんなかの芯は捨ててしまった……。

--笑うに笑えないですね。

船を買った金持ちもいるが、難破……。

大儲けした人は、金を王水で溶かして、日本に持ち帰ろうとする……。
--でも、王水とは何かを理解されていないようだ……。
結果は……。

--笑うに笑えない話です……。

著者は、すこしのお米と、詩の本と、母の絵の道具……。

いい選択だったのでしょうね……。







index

index

もくじ

もくじ





エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。