磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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音が消えた時 THE TIME THE SOUND DIED

2007年08月08日 | 読書日記など
『音が消えた時 THE TIME THE SOUND DIED』
   森マリア(作)/小泉直子、ジム・ロナルド(訳)/
     吉備人出版1995年

十歳のときに被爆された方の絵本です。ピカドンが落ちる前5分と、落ちてから5分をえがいたものだといいます。



この本は英訳がついています。

それは、多くの人に読んでもらいたいからだと書かれてありました。

ゴールデン・ハーフにも同姓同名の方がおられますが、違う方のようです。作者紹介、下「」引用。

「1934年広島生まれ。自らの体験をブラックライトを使った紙芝居にして、公民館や地域で上演し続けている。作品数は23作品。広島市在住。」

当時は科学化合物質の数も少なく、自然も豊かでしたね。下「」引用。

「私が住んでいる川には 小さな川海老が
竹ザルで川セリ(クレソンとも言ってました)の
なかをまさぐってすくうと 砂地色の小さな川海老が
竹ザルにいっぱい取れました
取れた海老は 石の上に並べて干し 鶏や猫のえさにしていました
「音が消えた時」はそんな思い出とともにあります
   1933年3月    森マリア」


科学の恐ろしさは、徐々に環境を破壊するものもあれば、一瞬にして破壊しつくしてしまうものもあります。

科学は人間のシモベなどとは、人間の思い上がりでしかありません。

科学は恐ろしいものです。そして、その恐ろしいものを使いたがる人たちもいます。

どのような結果を招くかより、彼らがいかに有利な立場をえるかということが何よりも大切な人たちのようです。

科学者たちも、彼らのシモベになって、良心を失っている科学者たちもいます。

どのような結果を招いたかは、科学者たちは特に知る義務があるとボクは思います。

ヒロシマ・ナガサキを科学者は知る義務があり、人道をはずれてしまっている多くの科学者たちに警告を与えてくれるとも思います。








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