磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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A009.あやちゃん

2005年09月27日 | 【小説】 レインボー...
I.衛星放送?

A009.あやちゃん





「あー、あー、また、あやちゃんはママにおいてきぼりにされまちたねー」
 石井の顔を見ると、あやちゃんは、すぐに泣き出した。

 おれの顔そんなに恐いかな。だから、彼女もできないのかなーと、石井はあやちゃんを抱きながら困ったが、すぐにオムツだと気づいた。

「やれやれ、桃子よりも、独身のおれの方がオムツ交換がうまくなっちゃったよ。紙オムツは簡単だけどさ。こんなんで、いいのかいな。地球環境を考える立派な親なら、きっと布のオムツを使っていることだろう。何度も洗って使えるし、経済的かつエコロジー。あやちゃん、君はそんな大人になるんだよ。でも、紙オムツの方が便利かあー。便利とエコロジーの選択か」

 あやちゃんが笑った。悩んでいる石井の顔がおもしろかったのだろう。

「そうか、オムツを替えてもらって、うれしかったんだな。まったく、かわいい。あの妹が、こんなかわいい赤ちゃんを生むなんていうのは、まったく神秘だなあー。それにしても、紙オムツなら、赤ちゃんに不快感を与えないと聞いたのに、どういうことだろう。そうかー、定期的に替えなければ、水分を吸収しきれなくなるってことかなー。たぶん、そうだろう。あの妹のことだから、ずっと替えてないから、紙オムツも根をあげたというわけだ」

 石井は、机の上に宅配便がとどいているのに気づいた。

「桃子のやつ、よっぽど、急いでいたんだな……。手つかずにおいてある……」
 幼いときから、人のものでも、こんな時にあけるのが、桃子だ。それは田舎の母からの贈り物だった。石井は懐かしそうに箱の中身を見ていると、リビィングから、大きな泣き声がした。

「あっ、また泣いている!」
 石井まで泣きたい気分である。

 部屋にもどると、
「今度はどうやらお腹をすかせたようだな」
 と石井は笑った。

 石井は、田舎からの贈り物のピーチを手でとって、
「あやもジュースにしたら食べられるな」

 石井はピーチを細切りにして、ガーゼにつつんだ。

 そして、ガーゼの中でピーチをつぶした。

 ピーチのジュースを作ってリビィングに行くと、石井は、左手であやちゃんを抱え、左ひざに座らせて、ジュースをあげた。




閑話休題

一昔、ダイエット甘味料が危険であると警告する人たちがいました。
特に妊婦さんには注意をうながしていました。
それは
「アスパルテーム(フェニールアラニン化合物)」
を使用したものです。

最近でも自動販売機でさえも売られていて、
気軽に買えるしろものです。
しかし、安全性に疑いがあることには変化はないみたいです。

すべてのダイエット甘味料がそうというわけではないようですが、
健康の害になる場合があるようです。

特に健康ではない、僕のような人間は知識をいれてから
摂取した方がいいと思います。

また、最近話題になったものでは、
「妊婦はマグロの食べ過ぎに注意」
という記事もありました。

食べ物に注意をすることは健康を守るために、
必要だと思われます。







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